土湯温泉は、福島県の中通りにある福島市の西部に位置しています。安達太良山連峰の中腹から峠付近に位置する温泉街で、福島駅より約16kmくらいの所ですね。
土湯温泉は源泉がいくつもあって、炭酸水素塩泉、単純泉、硫黄泉など10種類以上の泉質の温泉を楽しむ事ができるんですよね~。土湯温泉ってスゴいですよ~!!
>目次<
土湯温泉へのアクセス
■土湯温泉
福島県福島市土湯温泉町
宿泊⇒>>土湯温泉の温泉旅館・ホテル<<
吾妻小富士の雪うさぎ
福島市の方からみると、小型の富士山にも見えるので、吾妻小富士とも呼ばれる吾妻山。
その山肌に現れる「雪うさぎ」は福島の春を象徴するような風景の一つだそうです。この「雪うさぎ」って、ちょうど種まきの季節に現れるので「種まきうさぎ」なんても呼ばれて地元で親しまれているそうですよ。
昔の人は自然の現象を生活の中に巧みに取り込んでいたんですね。先人の知恵、そしてアナログ的感覚の素晴らしさを感じました。一年のうちでも一定期間しか見ることが出来ないんですよね。ほんと見方によってはウサギによく似ていますねぇ。
前日から雨降りだったので、濃い雲と霧に覆われて見ることが出来ないかもしれないと諦めていたんですよね。
ところがここに近づくにつれて雨が上がってしかも青空が見えてきました。
まだ雪が残る山麓の雪景色も見れるし、とってもラッキーな旅の始まりになりになったんですよね♪
土湯温泉の日帰り温泉は御とめ湯り(おとめゆり)で楽しみました
土湯温泉で日帰り入浴ができるのは、13ヶ所の旅館とその他にも日帰り温泉施設があるそうです。そして場所により源泉とか泉質が違うので単純温泉、単純硫黄泉、炭酸水素塩泉などが楽しめちゃうのも土湯温泉の魅力ともいえるんですよね。
そんな中に日帰り温泉施設「御とめ湯り(おとめゆり)」がありました。
御とめ湯りの温泉情報
源泉かけ流し 露天風呂・内湯
【泉質】 アルカリ性単純温泉 美肌の湯として有名
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔症、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
【開館時間】入館・入浴 10:00~21:00(最終受付 20:30)
【休館日】 毎週水曜日、他源泉メンテナンス日
【所在地 】 〒960-2157 福島市土湯温泉町字見附32-1
23台無料駐車場あり
【問い合わせ】 024-563-7373
御とめ湯り(おとめゆり)はこんな温泉施設でした
まず最初に気になったのは、「オトユメリ」っていう不思議な感じがするネーミングでした。なんでも日本特産の希少な植物なのだそうです。土湯温泉は全国でも数少ない群生地のひとつということでこの名前が付けられたそうですよ。「 乙女百合(おとめゆり)」なんともステキな名前ですね。
施設はそんなネーミングがピッタリって感じがする、木の質感を生かしたモダンなデザインです。
玄関から上がる時は、備え付けの専用靴袋に靴を入れて持ち込みます。
すぐ奥に受付のカウンターがあります。ここで無料の会員登録をすると割引になりますよ。ポイントも付いて200ポイントで館内利用無料なのだそうです。
室内は木のやわらかい感じとモダンな内装のデザインが巧みで、和の雰囲気がいっぱい!!
とっても落ち着く雰囲気ですよ。
館内案内図もわかりやすい所にあってお役立ちです。
さりげなくこけしが飾ってありました。土湯こけしでしょうかね~
お風呂入り口を通り過ぎて行くと階段があって、そこを下りると和室の休息所があってそこでノンビリとくつろぐ事ができます。
お風呂に入った後はここでリフレッシュするのもいいでよね~。
温泉は内湯と露天風呂があります。露天風呂周辺は、自然のままの雑木林で大自然の風を感じとっても癒やされます。
いつまでも入っていたくなってしまいます。
さすがに、写真は撮れないので替わりに温泉の事が書いてある掲示板を撮ってみました。
泉質とか効能とか説明があってとてもわかりやすいです。
お風呂から上がった後に、のんびりとお茶とか、美味しいパンやアイスなどを楽しめるコーナーがあります。
ここには、無料のコーヒーサービスがありますけど、せっかくなのでオーガニックのホットコーヒーを注文しました。
香り豊かなマイルドなコーヒーを堪能しながらのんびりしていると時間を忘れそう。そんな非日常的な時間を過ごせることがとっても新鮮な感覚です。
美肌の湯で有名な源泉掛け流し温泉をたっぷりと楽しんたので、きっと効果抜群ですね。いつになく元気いっぱいニコニコ笑顔です。
「御とめ湯り」はとってもステキな日帰り温泉施設でしたよ。また来ますね~♪