熊野那智大社 和歌山県那智勝浦町のパワースポットを訪ねて

熊野那智大社は熊野三山の一つで熊野十三所権現とも呼ばれています。そして那智の滝が古くから名滝として知られていますよね。

主祭神は熊野夫須実大神(くまのふすみのおおかみ)で、主祭神を含めた十二柱と那智の滝を神格化した飛瀧権現(ひりょうごんげん)をお祀りしているんですよ。

紀元前662年に神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)の一行が、現在の那智の浜に上陸して、光輝く山を見つけたそうです。

その山を目指して行ったところ那智の滝を探りあてたそうです。その滝を「大己貴命(おおなむちのみこと)の現れた御神体」としてお祀りしたということです。

神日本磐余彦命の一行は天照大神から使わされた八咫烏(やたがらす)の先導によって、吉野の山々を越えて大和の橿原(かしはら)の地へ入り、紀元前660年に初代天皇の神武天皇として即位されたのだそうです。

ちなみに「大己貴命」は、あの出雲神話で超有名な「大国主(おおくにぬし)」の別名なんですよ。ほんとに大国主はいろんなところに祀られていますよね~。

その後、仁徳天皇の時代に山の中腹にあらためて社殿を設けて、熊野の神々と御滝の神を 遷して(移して)お祀りしたのが熊野那智大社の始まりなのだそうですよ。

それから、「権現(ごんげん)」っていうのは、仏とか菩薩(ぼさつ)が仮(=権)に姿を変えて日本の神として現れることなのだそうですよ。

昔、仏教が全国に展開していった時代に、「神仏習合思想」っていうのがあったんですよね。八百万の神は仏が化身として現れたもの、つまり「権現」なのですっていう教えですね。
これはこれでスゴい思想だなって思いますよね~。

さらに言えば、「神仏習合」っていうのは、日本に元々あった「神様の信仰」の神道と、後から海外から伝わった「仏教の信仰」を一緒にした教えで、奈良時代に始まったんだそうです。

つまり、仏教も日本古来の神様の一人として迎えられたってことですよね。
海外では、一つの神様の事で今でも戦争を繰り返してますよね。古来からの日本人の寛容さ、つまり心の広さを感じさせますよね~。

熊野那智大社のご祭神

熊野三山は、それぞれに主祭神は違っていますけど、相互に祭神を勧請(かんじょう)、つまり分霊して一緒に祀っているんです。

そうすることで、熊野三山の共通性を持たせているんですね。

■熊野那智大社の社殿と祭神■
第四殿に主祭神がお祀りしてあって、社もひときわ大きく建てられていますよ。

●第一殿 大己貴命(おおなむちのみこと)飛瀧権現⇒「千手観音」
神様では超有名で人気がある「大国主命(おおくにぬしのみこと)」ですよ。「因幡の白ウサギ」はよく知られていますよね。

とっても美男で恋多き神様なんですよね~。さすが縁結びの神だけあって結婚した相手は6人というからスゴいですね。日本の神様はおおらかだったんですね。

●第二殿 家都御子神(けつみこのかみ) ⇒「阿弥陀如来」
樹木や豊穣を司る神としての須佐之男命の別名ではないかと言われています。

●第三殿 御子速玉大神(みこはやたまおおかみ)⇒ 「薬師如来」

●第四殿  ■主祭神の熊野夫須美大神 (くまのふすみのおおかみ)⇒「千手観音」
伊邪那美尊の別名とされている。夫須美は「結」とも書かれることもあるので、縁結びご利益があると伝えられているそうですよ。

●第五殿 天照大神 (あまてらすおおみかみ )⇒十一面観音

●第六殿 八社殿
・天忍穂耳尊(あめのほしみみのみこと)稲穂の神⇒ 地蔵菩薩
・瓊々杵尊(ににぎのみこと)稲穂の神⇒龍樹菩薩
・彦火火出見尊(ひこほでのみこと)山幸彦・稲穂の神⇒如意輪観音
・鵜葺草葺不合命 (うがやふきあえずのみこと)農業神 ⇒聖観音
・国狭槌尊(くにさづちのみこと)土の神格化⇒文殊菩薩
・豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)雲を神格化⇒普賢菩薩
・泥土煮尊(うひぢにのみこと)⇒釈迦如来
・大戸之道尊 (おおとのじのみこと)⇒不動明王
・面足尊 (おもだるのみこと)

熊野那智大社のご利益

那智大社は「過去世の救済」のご利益があるとされています。
今までの悪運を流せる。健康長寿。縁結び。交通安全など他多数ありますよ。

熊野那智大社 お守り

熊野信仰のシンボルてき存在ともいえる、八咫烏(ヤタガラス)のロゴが描かれたお守りがステキですね。
勝負事の「勝守(かちまもり」です。

神武天皇を、大和の地へ導いたといわれる事からお導きの御利益があるとされていますよ。色鮮やかなブルーと赤があります。
勝負事のお守り、物事を良い方向に導いくれるいというお守りですよ。

熊野那智大社へ参拝

熊野那智大社は、とにかく階段が多いから歩きやすい靴と服装を意識した方がいいと思いますよ。
石の階段が続きます。結構年配の人も多いですね、負けずにしっかりと登って行きまーす。

いよいよですね~。熊野三山のひとつ熊野那智大社へ到着!!

鳥居をくぐって少し行くと右側に手水舎があります。
どことなく愛嬌が感じられる、かわいい龍がんなんとも印象的ですね~♪

熊野の神様のお使いとされている。「八咫烏神社(やたがらす)」もありましたよ。
八咫烏!!かっこいいですね~。

日本サッカー協会のシンボルマークにもなっていますよね。

その他にも「陸上自衛隊中部方面情報隊」のシンボルにもなっていたのはかなりオドロキでしたけどね~。

熊野那智大社 拝殿

海外から来られたと思われる方が結構目立ちます。さすが世界遺産がある地域ですよね~。世界へのアピール効果は抜群ですね。

ただ今回は那智大社が改修工事中ということで、社殿・拝殿を見ることができなかったのが残念です。

改修工事が終わったら、ステキになった熊野那智大社をまた訪れてみたいと思います。

熊野那智大社の楠(くすのき)

樹齢約800年とも言われるとっても巨大な楠(くすのき)のパワースポットがあります。その前に立つとその年代を生きてきたエネルギーを感じます。

何でも熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植と伝わっているそうですよ。

この楠の小さな苗木の時に、その平重盛も生きていたんだと思うと時の流れを感じ、不思議な気持ちです。

楠の幹の根元部分が空洞化していて「胎内くぐり」をすることができるんですよね。

摩木に願い事と名前を書き、それを持って胎内へ入ってみました。無病息災を祈願できるんですよね。


中に入ると、やっぱりスピリチュアルなパワーを感じます。800年も生きてきた楠のエネルギーはスゴいです!!

ちょっと行くと急な階段があってそこから外へでます。出口は結構高い位置にあって出たところから見える景色も中々ステキでしたよ。

熊野那智大社からの那智の滝は絶景

那智川の中流にある、那智の大滝の落差ってなんと133メートルもあるんだそうですよ。

一段の滝としては日本一を誇ってるんだって!!。言い伝えにによると初代天皇の神武天皇も滝を祀っていたということです。

那智大社から望む那智の滝も絶景ですよ~。

那智の滝は熊野那智大社別宮の飛瀧(ひろう)神社のご神体でもあるんですよね。

だからその瀧の飛沫を浴びると延命長寿のご利益がなるんだって!!
この後、しっかり参拝してきましたよ~。

熊野那智大社 世界遺産

熊野那智大社の社殿と境内敷地は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の構成資産の一つになっているんだそうです。

※「紀伊山地の霊場と参詣道」について
紀伊山地の霊場は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場で「吉野・大峰、熊野三山、高野山」です。
参詣道は「熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道」が世界遺産(文化遺産)に登録になっているんですね。2004年7月7日に登録されということです。だから海外の人達がとっても多いなって感じるんですね~。

那智山青岸渡寺

神仏習合の那智山青岸渡寺(せいがんとじ)は、西国三十三ヶ所第一番札所としてたくさんの信者や参詣者が全国から訪れているんですね。

わかやま観光情報のホームページに書かれていました、那智山青岸渡寺の住職さんのお話ですけど。
「伊勢と熊野三山(本宮、新宮、那智)は深い信仰で結ばれています。東国の人はお伊勢さんをお参りして熊野三山を参拝され、その後、那智山を一番にして西国観音霊場を巡礼され、満願して家に帰られました。」ということですよ。

ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されていますよ。

延命の水・清浄水と書かれていました。

少し頂いたんですけど...どのくらい延命になるのかなぁ~。

青岸渡寺はすぐ隣が那智大社という位置関係にありますよ。

那智山大黒天堂(如法堂)

青岸渡寺(せいがんとじ)の隣に あったのが「大黒天堂」でした。那智大黒天堂は如法堂とも呼ばれています。

那智七福神が祀られていました。その中に祀られている大黒天は「那智大黒さま」 とよばれて古来から親しまれているのだそうですよ。

ご利益は、「開運招福、金運財運、福徳円満、家内安全」とうことです。

ほんと、海外から来られた人達がたくさんいますね

熊野那智大社 御朱印

熊野那智大社 御朱印

青岸渡寺 御朱印

西国三十三ヵ所の「普照殿」の御朱印ですね。

熊野那智大社 へのアクセス


■熊野那智大社
〒649-5301
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
tel 0735-55-0321
・電車、バス
JR紀勢本線 「紀伊勝浦駅」からバスで約30分
那智山バス停」から徒歩で15分(石段が続いています)
・熊野那智大社 駐車場
■熊野那智大社 参拝時間 :8:30~16:30

熊野三山の神社へのリンク

>熊野本宮大社<
>熊野速玉大社<
>熊野那智大社<
>熊野三山の奥院とも言われる 玉置神社<