湯の峰温泉 観光(和歌山 熊野)

湯の峰温泉は、日本でも有数の古い温泉なのだそうです。平安の時代の頃から熊野詣の湯垢離(ゆごり)場として知られています。

そして約1800年の歴史を持っているという、歴史ある温泉なのですね。熊野本宮大社から車で10分ほどのところにあって、谷間にそって趣のある旅館や民宿が軒をならべている感じの静かな雰囲気が漂う温泉街です。

そのシンボル的温泉が1日に7回も色が変わるといわれている「つぼ湯」があります。


■和歌山県田辺市本宮町湯峯

■温泉情報
・温泉効能:皮膚病、リューマチ性疾患、神経痛、皮膚病、糖尿病
・温泉泉質:含硫黄炭酸水素塩泉(ナトリウム) 泉温92℃ 無色で中性

■宿泊参考⇒>>湯の峰温泉の温泉旅館・ホテル<<

天然温泉の岩風呂 つぼ湯

ここの名物はやはり、参道にの一部として世界遺産に登録されている天然温泉の岩風呂「つぼ湯」世界遺産で唯一入れる温泉だそうです。河原に建つ山小屋風の建物にあって、二人も入ったらいっぱいっていう感じの小さな湯船なのです。

足元は小石なので石の感触。岩の裂け目から温泉がでていて、加水して温度を調節します。
つぼ湯は30分の貸切になってます。世界遺産ということでかなり人気ということで観光のシーズンはかなり混んでるということです。

1日に7回も色が変わるといわれるくらいですから、入るタイミングによって、底が見えないくらいの乳白色だったり、ほぼ透明だったりとオモシロいですよね。温泉にはいると、しっとりつるつるですよ♪。

伝説では、毒を盛られた瀕死の状態になってしまった、恋人の小栗判官を照手姫がここまで連れてきてつぼ湯に49日間入らせたら蘇生したのだそうです。そんな小栗判官物語が書いてある掲示板を見ました。

東光寺 湯胸薬師

温泉街の中心部には、東光寺というお寺があるんですよね。このお寺は、天台宗の寺院だそうです。このお寺のご本尊はなんと湯の花で出来ているのだそうです。

なんでも、源泉の周囲に積もった湯の花が薬師如来の形になりそれが化石化したものなんだって。薬師如来をイメージさせる湯の花の像のちょうど胸のあたりからお湯が出ていたので、湯胸薬師(ゆのむねやくし)と呼ばれるのだそうです。

高さはなんと2.5mもあるそうですが、毎年1月8日、湯峰八日薬師祭の本尊薬師如来開扉法要の時だけしか拝観することが出来ないそうです。

ちなみに、本尊の胸から温泉が噴出していたので、「湯の胸温泉」と呼ばれていてそれが、「湯の峰温泉」の名になったと言われてます。

近くには、湯筒と呼ばれる場所があって、そこから熱湯が湧いています。その温度は85℃くらいもあるので、地元の人たちとか観光客がたまごや野菜・山菜などをゆでたりできます。
近くのお店で卵がネットに入って販売されているので、自分でやってみると楽しいし、とっても美味しいですよ♪

湯の峰温泉 公衆浴場

東光寺の奥側に「湯の峰温泉公衆浴場」があります。浴場はくすり湯、一般湯、貸切湯、休憩場があります。

くすり湯は源泉100%です。自然な形で源泉を冷ましてお風呂投入しているんですね。爽やか感がある硫黄の香り、そして湯の華も漂っていて秘湯感もあってとってもいい雰囲気で温泉が楽しめちゃいます。肌は微つるつるって感じがするし、毒消し効果や殺菌効果があるのだとか。

一般湯の方は、水で薄めて湯温を調整している湯で、石鹸とかの使用ができます。こちらもまた違う楽しみ方がありますね。

旅館 あづまや

湯の峰温泉の真ん中位置くらいに存在感のある旅館があります。

日本に数軒しかない温泉むしぶろがある「あづまや」です。創業は、なんと江戸時代のころからで、とっても歴史のある老舗旅館なのです。明治時代のものがそのまま残されている部分もあるそうですよ。
詳しくは⇒>>旅館あづまや<<

湯の峰温泉は、小さな温泉地ではありますが、山奥にひっそりとたたずむ情緒あふれる街並みを歩いていると、硫黄の香りが漂いとっても癒やされます。
ここ湯の峰温泉は秘湯とも言えるようなステキな温泉地でした。