平等院 鳳凰堂・阿弥陀如来と極楽浄土の地を訪ねて

平等院のある京都の宇治あたりは、平安時代の頃は貴族の別荘地だったのだそうです。
紫式部のゆかりの地でもあって『源氏物語』の「宇治十帖」は宇治が話の舞台となっているんですよね。

そしてもう一つは、平等院の周辺はお茶屋さんや抹茶スイーツのお店がたくさんあります。
抹茶ソフトクリームと抹茶のお団子がとても美味しかったですよ。

平等院は藤原氏ゆかりの寺院。そして「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているっていうことは有名ですよね。

あの10円玉の表面(年号が書いてある方は裏面)に描かれている「平等院鳳凰堂」の実物を見に行ってきました。

実物は想像以上で感激のご対面でしたよ~。

平等院鳳凰堂

10円玉には鳳凰堂、1万円札には鳳凰のデザインがありますよね。平等院鳳凰堂ってそれだけ日本を代表するものなんでしょうね。

鳳凰堂は造られた平安時代の頃って、単に「阿弥陀堂」と呼ばれていたそうです。いつしか江戸時代ころには「鳳凰堂」と呼ばれるようになったようです。

平安後期に関白の藤原頼通(ふじわらのよりみち)が父である藤原道長(ふじわらのみちなが)から継いだ別荘を寺院にしたということです。

お堂は阿字池と呼ばれる池の中島に、阿弥陀如来坐像を安置する中堂が建って左右に北翼廊、南翼廊が繋がり、中堂の後ろ側に繋がる尾廊が建つ形になっているんですね。

そして棟上に鳳凰です。(現在付いてるのはレプリカで、本物は別に保管されてるそうですけど……)

平安時代の絢爛豪華な文化が、そのまま今の時代に伝えられてるっていうことですから、当時の人達も同じ物を見ていたんだなぁ~と思うと感慨深いものがあります。

鳳凰堂はやはり、池の向こう側になるように眺めるのが一番ステキだなと思います。水に映る姿はやはり美しく素晴らしいです♪
風が全くなければ、鏡面のようになった水面に映る景色はまさに極楽浄土のイメージなんでしょうね。

平等院庭園は、平安時代の代表的な浄土庭園の様式なのだそうです。鳳凰堂やそれを取り囲んでいる阿字池、そして周辺の山々が合わさって極楽浄土表現してるんですね。

やはり写真ではなく実際に行ってみて、この空間を体感してみるとその素晴らしさが伝わってきますよ。皆さんも是非訪れてみて下さいね~。

あっ!!
それから、平等院の内部拝観がもできるんですよね。庭園内で受け付けをしていて、志納金300円が必要です。

職員の案内があります。50人定員のツアーみたいな感じかな。20分おきに出発します。

時間券なので、先に購入しておいて他の観光をしてからその時間に戻ってくるって感じですね
朝1に平等院へ行って、その後に宇治上神社へ、そして、また平等院で内部拝観っていうコースです。

時刻表は平等院のHPにありますよ。
⇒https://www.byodoin.or.jp/guide/internal-view/

平等院 阿弥陀如来

平等院は特定の宗派に属さない仏教寺院となっているのだそうです。
本尊は「阿弥陀如来(あみだにょらい)」です。

当時は「末法思想」のまっただ中だったんですね~。
末法思想っていうのは、釈迦が入滅した後年代がたつにつれて正しい仏法が衰えていくという預言とか思想なんだそうです。

特に1052年(永承7年)は末法元年とされ、暗黒時代になると人々に恐れられのだそうです。しかもちょうどその頃に都で天災が続いたりしていたので人々の不安は高まっていたそうです。
現代でいえば20世紀末に「ノストラダムスの大予言」などで、世紀末には人類が滅亡してしまうといったことが、ある種の信憑性をもってささやかれていた事と似たような感じかもしれませんね。

たぶん現代と違って、当時はかなり深刻だったのでしょうね。

そんな事で貴族の人達はみな極楽往生を願い、阿弥陀如来の浄土へ生まれ変わることができるようにと、阿弥陀如来を本尊とするお堂を建てていったんですね。

ちょうどその頃に建てられた一つが平等院鳳凰堂なのだそうです。
そういう背景があって、平等院は極楽浄土のイメージするような庭園やお堂が造られたのでしょうね。

平等院の御朱印

御朱印は「鳳凰堂」と書いてあるのと「阿弥陀如来」の2種類かあるみたいです。
今回頂いたのは、「阿弥陀如来」と書かれていました。

それから、境内には浄土宗の浄土院と、天台宗の最勝院の二つがあるんですよね
ここでも開いていれば御朱印がいただく事ができます。
・浄土院の御朱印⇒「無量寿」
・最勝院の御朱印⇒「不動明王」
今回いただいたのはこちら

平等院へのアクセス


宿泊情報⇒>平等院 周辺のホテル・旅館<

■アクセス及び駐車場は平等院HPの情報です。
⇒https://www.byodoin.or.jp/
〒611-0021京都府宇治市宇冶蓮花116
TEL:0774-21-2861
・駐車場のご案内
平等院の専用駐はご案内しておりません。
近隣に複数あるコインパーキングや。平等院南門前の民営[宇冶駐車場]をご利用ください。

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