戸隠神社 天の岩戸(あまのいわと)のパワースポットを訪ねる

戸隠神社(とがくしじんじゃ)は、長野県長野市の戸隠山周辺にあります。
2010年にJR東日本のCMで吉永小百合さんが旅した場所としても有名になったんですよね。

奥社、中社、宝光社、九頭竜社(くずりゅう)、火之御子社(ひのみこ)の5社からなっている神社なんですよ。

創建以来二千年という歴史ある神社ということです。
遠い神話の時代に「天の岩戸」が飛んで来て出来たといわれる戸隠山を中心にした神社で、「天の岩戸開き」に功績のあった神々が祀られているんですよ。

「天の岩戸開き」の神事については最後の方で触れるので覧てね~。

『奥社』『九頭龍社』『中社』『火之御子社』『宝光社』の順で参拝してきました。

戸隠神社へ参拝

戸隠山は標高1904mで修験道場として古くから知られていそうです。

奥社の主祭神は天手力男(アメノタヂカラオ)で天上の国である高天原(たかまがはら)で最も力が強い神様なんだそうです。
なんせ「天の岩戸」を宮崎県からここの長野県まで投げ飛ばした神ですからね~。

奥社までは結構あります。車は入れないので歩いていきます。
だいたい45分くらいはかかります。
かかとが低く歩きやすい靴がオススメです。

戸隠神社 奥社へ

県道からの入り口に大きな碑があるのでわかりやすいですね


戸隠神社 奥社 大鳥居

このずっと先に、奥社と九頭竜社があります。

鳥居前にあった碑
ここから先は馬から下りて行かないとダメって事ですよね
もちろん車も入れませんからね、当然歩きですよね~(笑)

参道の緑と空気が気持ちいいです。

森林浴中~笑笑

随神門が見えてきました。
大きな狛犬があります。

随神門の狛犬は左右ともに獅子なんですね~。
とっても迫力があってカッコイイですよね。

戸隠神社 奥社 随神門

随神門の左右の像ですけど、実は神仏習合時代の時には仁王門だったので仁王様がいたそうですよ。

随神門の役割は
神域に邪悪なものが入って来るのを防ぐために造られたんですね。
邪悪な心だと、随神様に矢で射られてしまいますよ。

戸隠神社 奥社 杉並木

随神門の先には樹齢が約400年を超えるいわれる、巨大な杉の並木が見えます。

随神門をくぐるとそこは別世界です。
300本はあるといわれる杉の大木が続いているのですからね~。

上杉景勝が朝鮮出兵で、無事帰れたことへのお礼としてたくさんの杉を寄進したともいわれているそうです。
幻想的な杉並木の参道が続いています。

以前、あの吉永小百合さんがJRのCMで歩いてた杉並木
あの頃は、まだしめ縄がなかったので

「この先には、天の岩戸を開けた怪力の神様が居るそうです。何だか力が湧いてきたような気がするのはそんな話を聞いたせいかしら」
そう言ってこの樹洞の中に入っていた「吉永小百合さんの姿がなんとも印象てきでした。

大鳥居から奥社までの約2km
杉並木が終わったあと、石段状の急な上り坂を登るとやっと奥社に到着です。

戸隠神社 奥社 社殿

なんと、神殿は鉄筋コンクリートで造られているんですね。
雪崩で、過去何度も崩壊しまったのでこのような造りになったそうです。
奥社には過酷な自然の歴史もあるんですね。

祭神の天手力雄命(アメノタジカラオ)
天の岩戸の扉を開けて天照大神の手を引いて導き出し、この世に太陽の光を復活させました。

天照大神の手を引いた事にちなんで「手」が当てられているのだとか。

開運守護、五穀豊穣の御利益があります。
そしてさらに、「武道・スポーツの守護神」としても知られているんですよ。
強力なパワーとそれを生かす技術を与えてくるのでしょうね。

あっ!!
それからですね、奥社前の大杉はなぜか渦巻いています それがとても神秘的ですよ。

戸隠神社 奥社 御朱印

戸隠神社 九頭龍社(くずりゅうしゃ)

九頭龍社は奥社の手前側にあります。

御祭神は、九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)です。
地主神でこの地方を治めていた大神で、この地に天手力雄命をお迎えしたそうです。

水の神、五穀豊熟、魔除けの神、虫歯の神、縁結びの神として御神徳があるということです。

九頭龍様は梨が大好きなんだそうです。
ですから歯の病のある人が、梨を今後食べないと誓うと効果があると伝えられてるそうですよ。

拝殿の後には、右上に廻廊があって洞窟に繋がっているそうです。
その洞窟の中に、学問行者によって封じ込められた九つの頭を持った大蛇がいるのだとか。

戸隠神社 九頭龍社 御朱印

戸隠神社 中社(ちゅうしゃ)

御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)です。
この神様は、天の岩戸に隠れた天照大神を岩戸の外に出すための方法を考えたという知恵の神様とされています。
天孫降臨で瓊々杵尊(ににぎのみこと)に随伴した神様でもあります。

正面からではなく西参道から参拝しました。
西参道大鳥居です。

西参道の手水舎

樹齢700年を超えるという神木もありました。

中社は、五社の中で一番規模が大きいということです。

学業成就、商売繁盛や開運、厄除、家内安全などのご利益があるそうですよ。

戸隠神社 中社 御朱印

戸隠神社 火之御子社(ひのみこしゃ)

この神社だけは、神仏習合の時代の時も神社のままだったそうです。
主祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。

天照大神が隠れた時、誘い出すために天の岩戸の前で熱狂的に舞い踊った女神で、日本の芸能のルーツともいわれているんですよ。

舞楽芸能の神、縁結の神、火防の神として尊崇されているということです。

天鈿女命の踊りは、神前で舞う神楽(かぐら)の始まりでもあるそうです。

神座(神が宿る場)に神を招いて降臨してきた神の祝福のために踊りを捧げる歌舞が神楽と呼ばれるようになったそうです。

戸隠神社 火之御子社 御朱印

戸隠神社 宝光社

御祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)で「中社」の祭神「天八意思兼命」の子どもになります。

手水舎

宝光社の狛犬って
かなり個性的ですよ~。

こんな頭でっかちの狛犬はじめて~笑笑

鼻の穴のおっきいし、おじさんっぽい顔かも…….
かわいいっていうか愛嬌ある~笑笑

参道は270余段の石段があります。

けっこう急な石段ですけど、杉の大木の中を登っていくのが気持ちいいです。
この参道もパワースポットかもしれないですね。奥に社殿が見えます

石畳を登りきると、目の前に社殿が現れます。
神仏習合の影響でしょうか、お寺に近いような社殿ですね

天表春命は天孫降臨(てんそんこうりん)の時、警護のために下ってきた三十二神の一神なんですね。
学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神とされているんですよ。

それから、1日で御朱印を集めると宝光社で、こんな特別な栞がいただけますよ~
皆さんもやってみるといいですよ♪

戸隠神社 宝光社 御朱印

天の岩戸の物語とは

戸隠神社の「天の岩戸」っていうのは、どのような神話に登場するのか簡単にまとめてみました。
お話は遠い神代、天上の高天原(たかまがはら)での物語です。

そもそもなぜ天照大神が天の岩戸にこもってしまったかですよね。
その原因になったのが、天照大神の弟のスサノオ尊です。

天照大神はイザナギ命の左目から生まれた子どもです。この時に鼻からはスサノオ尊が生まれました。

スサノオはかなり乱暴な神でその激しさは、高天原でも変わらず神殿に糞をしたり、馬の皮を剥いた馬を機織り小屋に投げて女神を殺してしまったりとやりたい放題でした。
この乱暴狼藉を恐れて天照大神は天の岩戸に身を隠してまったんですね。

その結果、太陽を失ってしまったのですから、世界は闇になってしまい悪霊が暴れ回って世界中に災いが起こるようになってしまいました。

これに困って神々は、中社の祭神の「天八意思兼命」の知恵で、アマテラスに似た神様が現れたことにして踊りを始めたました。
この時に踊ったのが火之御子社の「天鈿女命」です。

伏せた空桶の上に立って激しく、そしてしだいに熱狂して胸もあらわに、下半身まで見えるような姿で踊ったのでした。
それはもう神々は大笑いの大宴会を催したのでした。

あまりのにぎやかさに、気になったアマテラスがちょっと外を覗いたのでした。その時に鏡をすかさず出すと、それに自分によく似た神様が映ったのでした。

それがまた気になり、一歩踏み出したところで「天手力雄命」が腕を引いて外に導きだしたました。
世界に太陽が戻って山も川も輝きを取り戻してめでたし、めでたしとなりました。

隠れていた天の岩戸は、天手力雄命が投げ飛ばしてしまいました。その投げ飛ばされた岩戸は信濃の国に落ちて戸隠山となったということです。

宮崎県から長野県まで投げ飛ばしたんですからね~、怪力は想像を超えてますよね~笑笑

アマテラスを移した鏡は、三種の神器の八咫鏡(やたかがみ)だそうですよ。

このように日本の神社や神さまって、それぞれの神話がたくさんあって、奥が深いんですよね…
日本って素晴らしいですよね。

戸隠そば

やっぱり、ここまで来たら「戸隠そば」ですよね~笑笑
「戸隠産!!新そば」って書いてあったら益々食べたくなっちゃいますよね。


何でも、岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばの一つとされてるそうですよ♪

しかも「戸隠では、各家庭に蕎麦打ち職人がいる」といわれるくらいだそうです。
蕎麦はここでは生活に密着しているんですね。

戸隠神社へのアクセス


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■戸隠神社
〒381-4101 長野県 長野市戸隠3506