熊野皇大神社・熊野神社 碓氷峠のパワースポットを訪ねる

群馬県と長野県にまたがるのが碓氷峠。そこにある熊野神社(くまの じんじゃ)へ行ってみました。ここは和歌山県の熊野三社、山形県の熊野大社と並ぶ「日本三大熊野」の一つといわれています。

この神社で一番のオドロキは、なんと群馬県と長野県の境で全て真っ二つに別れていることなんですよね。本宮と参道の中央が県境になっているんですね。

元々は一つの神社で初期のころは「長倉神社熊野宮」とか「碓氷神社」「熊野大権現」と呼ばれていたのを「熊野皇大神社」と改称したそうですが、その後に、二つに分かれて現在はこのようになっているそうです。

長野県側⇒「熊野皇大神社」
群馬県側⇒「熊野神社」

本宮の社殿は一つで、御祭神も共通なんですけどね~、宮司や社務所、賽銭箱、お守り、ご祈祷などはすべて別々という徹底ぶりです。

しかしどうしてこんな事になってしまったのかというと、戦後に宗教法人法が制定されて都道府県ごとに登記が必要となったためなんだそうです。
神様の地が行政によって分けられてしまったなんてね、何とも複雑な気持ちです。

熊野皇大神社・熊野神社へ参拝

参道入り口 鳥居

鳥居前には迫力ある狛犬がいます。

その他にも、鳥居をくぐった先にある石段の脇にも狛犬がいるんですよね。
(写真にはぼんやりとしか映ってませんけど……笑)

この狛犬、ちょっと見るとサンショウウオみたいなんですけど(笑)

なんと室町時代中期のもなのだそうです。そんな昔からずっとこの山中にいらしたということですよね~。
室町の人達もこの狛犬をみてるわけですからね~。そう思うと不思議な気持ちになってきます。

手水舎

随神門

ここまで登ってくると
突如、神秘的な世界が待っていたんですよね~。

随神門から振り返ってみると、霧の中だったんですね。
霧の中の神域は空気感も別世界です。

ここの神社は霧がでているほうがいいといわれているそうです。
ということは!!
やっぱり神様に歓迎されているということですよね♪

随神門の中もしっかり「長野県」と「群馬県」に分かれてます。
奥に見えるのが「熊野神社本宮」ですね。

しっかり、おさい銭箱まで二つの神社に分かれてますね。

正面が「熊野神社本宮」
左が「熊野皇大神社」、右が「熊野神社」ですよ。

ほんと、しっかり分かれてますね~。
参拝の作法もそれぞれ書いてありますね。それに従って参拝しましょうね!!

パワースポットの御神木「しなの木」
樹齢850年以上ということでかなり巨大です。

パワーをしっかり感じましたよ。参拝してから御神木を一周すると寿命が1年伸びるというご利益があるそうですよ。

熊野皇大神社(長野県側)の祈祷殿・神楽殿

那智宮は写真に写ってないですけど、ここの右側になります。

熊野神社(群馬県側)の新宮(左奥)と神楽殿

新宮の鐘は群馬県最古だそうですよ。

熊野神社の提灯が雰囲気ありますね~。

とっても雰囲気ある熊野神社の参拝でした。

この日は快晴だったのに…なぜか突然雨が降りはじめまたんですよね
そして、参拝が終わり帰る時に止んだんです~。

でも、この雨のお陰で霧が立ち込めたのです。

まるでわたしたちのため?

恵みの雨にありがとう

熊野皇大神社・熊野神社の御祭神

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰りに、碓氷峠まで来たときに濃い霧がかかって道に迷ってしまったそうです。

このとき1羽の八咫烏(やたがらす)が紀州熊野の梛(なぎ)の葉をくわえて、その葉を落としながら道案内をしてくれたそうです。

八咫烏というのは、三本足のカラスで導きの神とされ「日本サッカー協会(JFA)」や「陸上自衛隊中央情報隊」などのシンボルマークにもなっているんですよね。

その八咫烏のお陰で山頂までたどり着くことができたそうです。

日本武尊は碓氷峠から遠くの海を眺めて、荒波で船が沈みそうになった時に、海が静まるよう海神にお願いするために海に身を投じた最愛の妻のオトタチバナナヒメを偲んだのだそうです。

日本武尊は八咫烏が来たくれたのは熊野神霊のご加護と考えて、それに感謝し熊野の神を勧請(分霊をお祀り)したのが碓氷峠 熊野神社の起源なのだそうですよ。

■本宮(両県に鎮座)
・伊邪那美命(イザナミノミコト)
・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)

■新宮(群馬県側に鎮座)
・速玉男命(ハヤタマオノミコト)

■那智宮(長野県側に鎮座)
・事解男命(コトサカオノミコト)

速玉男命と事解男命は日本書紀に登場する神様です。
火の神を生んだために、大火傷を負って絶命して黄泉国へ去ったイザナミをイザナギが連れ戻しにいきました。

しかしイザナギは、いいというまで見ないでと言う約束を破って酷い姿になってしまったイザナミを見てしまったために別れることになってしまいました。

離縁を宣言する時に誓いの証として唾を吐いた時に生まれた神が速玉男命で、関係を断った時に生まれた神が事解男命だそうですよ。「唾」に特別な力があるとされていたんですね。

ということは、速玉男命も事解男命もイザナギとイザナミの子ということになりますよね。

熊野皇大神社 御朱印

熊野神社 御朱印

それから、熊野神社の御朱印帳はとにかくおしゃれですね~

 

この御朱印帳袋を持って旅すると守られるそうですよ~。
デザインもステキなので購入してちゃいました。

熊野皇大神社・熊野神社へのアクセス


宿泊情報⇒>熊野皇大神社 周辺のホテル・旅館<

■熊野神社
群馬県安中市松井田町峠1
TEL0267-42-3490

■熊野皇大神社
長野県北佐久郡軽井沢町峠町2
TEL0267-42-5749