日吉大社 滋賀県大津市のパワースポットを訪ねる

日吉大社(ひよしたいしゃ)はおよそ2100年前に創祀された大社で、比叡山の麓(ふもと)の滋賀県大津市坂本に鎮座しています。
ということは、西暦でいえば紀元前っていうことですからスゴいですね~。

全国に約3,800社あるといわれている「日吉・日枝(ひえ)・山王(さんのう)神社の総本社」となっています。

平安京の表鬼門(北東)にあたるということで、都の魔除や災難除を祈る社としても崇敬されたそうです。

大社の境内はとても広く、なんと甲子園11個分の広さがあるということで、麓だけを簡単に回るだけでも1時間近くかかるんですよ~。

東西二つのエリアがあってそれぞれに本宮があります。
東本宮は大山咋神(おおやまくいのかみ)、西本宮は大己貴神(おおなむちのかみ)が祀られています。

境内には摂社や末社もたくさんありました。

大山咋神の姫神を祀る樹下宮(じゅげのみや)など主祭神にゆかりが深い神霊が祀られている五社を加えて山王七社と呼ばれ、その他に40の摂社・末社があってその神様全体を「日吉大神」と呼ぶそうです。

それにしても凄い数です~オドロキ!!

日吉大社へ参拝

駐車場から神社までの道中もいい感じ……..♪

風情のある石垣は、穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる城の石垣づくりを専門とする人達が造ったそうです。

その石積みの技術は現代技術を凌ぐほどといわれているんですよ。

その高い技術で安土城の石垣も造られたことで、織田信長や豊臣秀吉から城郭の石垣つくりを携わるようになったそうです。

穴太衆は姫路城、大阪城、江戸城などの石垣も手がけたということです。地震にも強い強固な穴太積ってスゴいですね~。

何気にみかける風景の中にこんなスゴい技術が隠れているんですね。

現在も、日吉大社の近くにある(株)粟田建設という会社が技術を伝えているそうです。

日吉大社の鳥居(境内入り口)

一、二の鳥居はここへと続く道路(県道316号)にあります。

この鳥居をくぐって少し進んだ右手に、走井元三大師堂 求法寺(はしりいがんざんだいしどう ぐほうじ)があります。

比叡山の中興の祖といわれる、第十八世座主・慈恵大師 良源大僧正が若い頃、比叡山での修行の決意を固められたところなのだそうです。
(日吉大社と比叡山は関係が深く、比叡山の守護神として神仏習合の形で発展したそうです)

日吉三橋 (大宮橋・走井橋・二宮橋)

境内を進んでいくと、大宮川の心地よいせせらぎが聞こえてきます。
そして周囲の豊かな緑がとっても気持ちいいです。

この川には、三つの石造りの橋が架かっています。大宮橋(おおみや)走井橋(はしるい)二宮橋(にのみや)「日吉三橋」と呼ばれています。

元々は、木造だったのだそうですがその形を石橋にも使ったそうです。日吉三橋は豊臣秀吉が寄進したと伝わっているそうです。

一番上流側にあるのが大宮橋で、2番目がこの走井橋です。
橋の上に巨大な松の根っこが乗っているんですよね~。

もうまるで龍のようですね~笑
スゴい!!
ここは大社の中でもかなりのパワースポットらしいですよ~。

3番目の二宮橋です。

これらの橋は、「暴れん坊将軍3」「三匹が斬る」といった時代劇の撮影でも使われたそうです。
確かにいい雰囲気のある橋です。

日吉大社の鳥居(山王鳥居)

ここの鳥居はかなり形が変わっているんですよ~。

日吉大社は延暦寺と関係が深いので、参道を一緒に使っていたそうです。
それで、神様の鳥居の上に合掌の形がくっついているんだって!!

この鳥居は仏教の金剛界と神道の合一を表しているそうで、山王信仰の象徴として「山王鳥居」と呼ばれるそうです。

山王信仰っていうのは、神仏習合の信仰で最澄が比叡山に天台宗を開いた時に唐の天台山の守護神にちなんで、その前から比叡山の守護神として鎮座していた日吉大神を「山王権現」としたそうです。

日吉神馬(ひよししんめ)

神馬は神様が乗る馬です。

窓からちょこんと顔を出してる仕草が、とってもかわいい~~笑笑

日吉大社 神猿(まさる)

日吉大社では、神のお使いは猿なんだそうです。

そのお猿さんは、神猿(まさる)さんと呼ばれています。「魔が去る」何よりも「勝る」にちなんでいるということです。

猿は古くから、山神信仰と太陽信仰の対象である霊獣「猿神」として崇められているんだって!!。

猿は日の出と共に太陽を迎えるように鳴き騒ぐ習性があるそうです。そこから太陽信仰が結びついたということです。「日吉」の日は、この地が古代の太陽信仰の祭祀場だったことに由来するらしいです。

そして境内にはなんと!!
神猿舎があって本物の猿がいたんですよ~。

鎌倉時代のころから飼育されてきたそうですから長い伝統があるんですって。

たまに、野生の猿が遊びにくることもあるそうです。

ここで「猿」と言ったらやっぱり~~笑笑~

これならウッキーは神猿の最上位の神?
神猿大神?になれるかもね♪~笑笑~

神猿さんとすっかりお友達気分の
知る人ぞ知るという”ウッキー”ちゃんでした~笑~

日吉大社は織田信長の比叡山焼き討ちの影響で灰になってしまったそうです。

豊臣秀吉は山王信仰が篤く、信長の死後は復興に力をつくしたということです。

秀吉の幼名が「日吉丸」であだ名が「猿」だったことや、母から「清洲の日吉神社を詣でた際に日輪が体に入った」という夢を見て授かったと聞かされたというエピソードは知っている人も多いかなと思います。

そんな事から秀吉は特別扱いをしたのかもしれませんね。

ほんと日吉神社のお猿さん、奥が深いな~と思いました。

日吉神社 手水舎

渋い~手水舎です。
もしかすると、日吉神社の手水舎ってここにしか無かったかも~笑

日吉大社 西本宮

西本宮 楼門

スッゴい立派な門ですよね~。

その門の中に4匹のお猿さんが…
すべてポーズが違うんだよ~、見逃さないで見てね~笑

この楼門の屋根は神猿さんが支えていました。

かわいいお猿さんです。それぞれ格好が全部違うんです。

「棟持ち猿」と呼ばれるそうです。

それから四方を鎮護する意味合いもあるようです。

東本宮楼門より、規模も少し大きいそうですよ。

西本宮 拝殿

西本宮 本殿

西本宮は大宮と呼ばれて、天智天皇の時代に大和の大神神社(おおみわじんじゃ)から大己貴(おおむなち)の神を分霊しお迎えしています。

元々この地の神だった東本宮の大山咋神よりも、大己貴神の方が上位ということで「大宮」とも呼ばれるそうです。

この社の造りは変わっていて、日吉造り(ひえづくり)と呼ばれています。

ちょっと見た感じは、お寺でよく見かける入母屋造なんですけど、背面側は入母屋の庇がバッサリと切り落としたような感じなんです。

神仏習合の信仰だったことが影響しているようです。

狛犬も面白いです~。
木造で、しかも本殿の上の回廊の所に居いました。

何でも、元は本殿の中で神様をお守していたのですが、回廊に置くようになって本殿も含めてお守りするようになったそうです。

本殿に向かって右が「獅子」、左が「狛犬」になってま~す。

狛犬は、石造りになって風雨にさらされても大丈夫になってからは、神社全体をお守りするように外に置かれるようになったそうです。

守備範囲が違うんですね~笑。

日吉大社 東本宮

東本宮 楼門

東本宮 本殿

東本宮は二宮とも呼ばれています。

祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)です。比叡山の地主神だったそうです。
その後に最澄によって、天台宗および延暦寺の結界を守る守護神なっています。

左側が本殿です。
日吉造りの特徴がわかりますよ~。

水路があって、マイナスイオン満喫……水の音っていいよなぁ~って思います。
心も体もどんどん浄化されていく感じです♪

本殿の周りにも水が流れていて清めになっていそうです
日吉大社は、水の流れる音が何処にいても聞こえるというのも特徴なんですよ。

西本宮と東本宮は、造りが微妙に違うんです~
それぞれに趣きがあります。

東本宮の雌雄の梛(ナギ)

梛の木(なぎのき)は神様が宿る霊木といわれています。

そして、葉が丈夫で引っ張ってもなかなか切れないということで、縁結びの象徴にもなってるんだって。

梛は雌雄があるんですけど、葉っぱを見ても区別はつかないんです。
ところが、花が咲くとすぐわかるそうです。

残念ながらどんな花か見たことないです~笑

東本宮境内には、「雌梛」「雄梛」の両方の御神木があります。

「雌梛」は男性が女性を幸せを

「雄梛」は女性が男性の幸せを祈る木とされています。

愛の成就、夫婦円満などのご利益があるそうですよ~♪。

日吉大社は古くから比叡山の麓に鎮座している神社です。

その神様のパワー溢れるこの地は、
どの季節に行ってもその時の風情として雪、桜、初夏の新緑、紅葉、などが楽しめるという素晴らしい神社でした。

日吉大社の祭神と摂社

日吉大社は2つの本宮と5つの摂社からなっていて、日吉七社・山王七社と呼ばれるそうです

西本宮:大己貴神(おおむなちのかみ)
大国主神のことで、国造りを行った超有名な神様ですよね~。

東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ)
大山咋神は、比叡山(日枝山)に宿る山の神で地主神として延暦寺の鎮護の神でもあるそうです。
父が穀物の神の大年神(おおとしかみ)、そしてあの須佐之男命(すさのお)の孫なんですよね
妻は玉依比売命(たまよりひめ)です。

玉依比売命が鴨川で水遊びをしていると丹塗矢(ぬりや)が流れてきたので拾って寝室に飾っておくといつの間にか妊娠してしまいました。
実は、流れてきた矢は大山咋神の化身だったそうですよ。

大山咋神は丹塗矢、つまり赤く塗った鏑矢(かぶらや)に化身する神として知られいるそうです。
丹塗矢になって若い乙女の元に訪れるそうですよ。
よく考えたらスゴい事をする神様なんですね~笑笑~

その時、誕生した男の子は賀茂別雷神(かもわけいかづち)で上賀茂神社の祭神となっています。

五摂社

牛尾宮:大山咋神荒魂 – 大山咋神の荒魂
樹下宮:鴨玉依姫命
三宮宮:鴨玉依姫命荒魂 – 鴨玉依姫命の荒魂

宇佐宮:田心姫神(たごりひめ)
とっても美人と言われている三姉妹の女神、宗像三女神の一人です。
天照大神と須佐之男命の誓約で生まれた有名な神ですよ。西本宮の大己貴神の六人の妻の一人でもあるんですよ~。

白山宮:菊理姫命(くくりひめ)
菊理姫命は全国的な白山信仰の主祭神です。ただこの神は「日本書紀」の一場面にしか出てこないのですが重要な役割をしています。

黄泉の国から逃げるイザナギとそれを追うイザナミが黄泉平坂(よもつひらさか)で言い争いになります。

そこに道の番人と一緒に菊理姫命が現れて、両方の神から言い分を聞いてうまく調停したということです。それでイザナギは無事にこの世に戻れたそうですよ。

菊理姫命はこの世とあの世の交信ができるような霊的な能力のある巫女のイメージかもしれません。

その他に境内には
「大山咋神の家族および生活を導く神々」ということでたくさんの摂社・末社がありました。

日吉大社 御朱印

日吉大社 紅葉

日吉大社の境内には3000本のモミジがあるそうですよ。
紅葉は、山王鳥居から、西本宮までの表参道が、紅葉ロードとしてとってもステキなんだそうです。
紅葉の期間中は、夜間にライトアップされるそうですよ~。
見頃は11月中旬から下旬ということですから、また機会をつくって訪れてみたいなと思います。

こんな景色が紅葉に染まったらきっと感動的な美しさなんでしょうね~♪


次は絶対に見てみたいなと思います。

日吉大社 アクセス


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■日吉大社
HP⇒http://hiyoshitaisha.jp/
〒520-0113 滋賀県大津市坂本5-1-1
TEL : 077-578-0009
電車
JR湖西線 比叡山坂本駅(徒歩20分)
京阪石山坂本線 坂本駅(徒歩10分)
湖西線は京都駅からの路線で、京都駅より比叡山坂本駅までの所要時は20分ほど。