近江神宮 ちはやふる かるたの聖地を訪ねる

近江神宮(おうみじんぐう)は滋賀県大津市に鎮座しています。主祭神は第38代天智天皇(てんぢてんのう)で、皇紀2600年を記念して昭和15年に創祀された新しい神社です。

ただ、飛鳥時代にあった天智天皇の都、近江大津宮の地に創建されたということで1300年という長い歴史の上に立脚している神社なんですよ。

そして、かるたの聖地とも呼ばれているんですよ~。

主祭神として祀られている天智天皇が詠んだ歌が『小倉百人一首』の第1首目になっている事に由来しているそうです。
(歌は結構有名なので知っている人も多いかもしれませんが、祭神の項目で紹介しますね~)

それにちなんだ「競技かるた」の第一人者を競う名人位戦、クイーン位決定戦が毎年1月にあるんですよ。

アニメや実写映画で大ヒットのマンガ「ちはやふる」の舞台にもなっているので、こちらの方から知った人も多いかもしれませんね。

近江神宮 参拝

一の鳥居

木造の鳥居ですね。
かるたの聖地が目立つ~笑笑


二の鳥居

緑の景色が気持ちいい~♪
この参道もパワースポットですね。

手水舎

なんともでっかい手水舎~笑~

楼門

鮮やかな朱塗りの楼門ですね~。
近江神宮のシンボルです。
「ちはやふる」でも登場するこの門、この前で写真を撮ってる人も多いんですよ~。

ジャーン!!
境内からの楼門です
ほんと、朱塗りが美しく銅板屋根とのコントラストもステキですよ~。

拝殿

楼門をくぐると、真っ正面に巨大な外拝殿。
荘厳な雰囲気が漂っています。

ちょっとちょっと~
この狛犬「阿吽」ちゃうやん~笑笑~
「阿・阿」の狛犬??

ほんと、スゴい大きさの外拝殿です。
奥に内拝殿が見えます。

内拝殿もかなりの大きさです。
まさに荘厳を極めたっていう感じですね~。

この奥に本殿があります。

振り返ると、
色鮮やかな楼門がステキ♪
周囲とのコントラストもいいですね。

近江神宮 天智天皇と時計博物館

天智天皇が日本で初めて時計(水時計)を設置したということで「 時の神様」とも呼ばれているんですよね。

その水時計は、「漏刻」と呼ばれています。
原理を簡単に言えば、「容器に水が、入ってくるかもしくは出て行くようにして、その水面の高さの変化で時をはかった時計」ということですね。

671年に、初めて漏刻によって人々に時間を伝えたそうですよ(その時間に鐘を鳴らしたそうです)。その日が現在の暦で6月10日なので、「時の記念日」となったそうです。

この方式は平安末期まで採用されたということですよ。近江神宮の境内には天智天皇が造ったタイプの「漏刻」があります。オメガ社総代理店が奉納したそうです。

これは、容器にメモリの付いた矢が置かれていて、入ってきた水が貯まるに従って矢が浮きあがるので、そのメモリを読むことで時間を知るというものです。

その他にも境内に展示されている時計があります。

古代火時計
ロレックス社から奉納された、約4000年前の古代中国で使われていたと伝えられる時計です。
”日”ではなくって、”火”を使った時計ですよ~笑~

銅球が糸で吊り下げられていて、糸の下を線香が燃え進んで行くと糸が焼き切られて球が落ちるとドラが鳴って時を告げます。

精密日時計
5分刻という世界最高の精度の日時計なんですよ。
太陽の日陰の位置で、5分刻みが分かるなんてスゴいですよね~。

矢橋日時計
矢橋徳太郎氏の創案の日時計で、日本標準時をほぼ正確に直接表示できるというスグレモノですね~。(全国約200箇所に設置してあるそうです)
原理はちょっと理解出来ませんでした~笑~

その他に時計館宝物館には、櫓時計(やぐらどけい)とか香時計(こうどけい)といった珍しい時計なども展示されているので興味ある人にはオススメですよ。

近江神宮 祭神

祭神
天智天皇(てんじてんのう)=天命開別大神(あめみことひらかすわけのおおかみ)

天智天皇は、即位するまでは中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と呼ばれていました。

あの「大化の改新」を推進して天皇中心の政治を確立された方ですよね~。どちらかというと、こちらの方がよく知られているかなと思います。

冒頭にあった天智天皇が詠んだ『小倉百人一首』の第1首目の歌はこんな歌です。

「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」
(あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ)

こんな内容の歌なんですね。
「秋の田んぼにある、刈り取られた稲の番をするための仮の小屋は、葺いてある屋根の苫の編み目が粗いので、私の着物は夜露で濡れてしまっている」

農民の事を思いやる天智天皇の姿が見えてきますよね。偉大で思いやりの深い天皇だったんでしょうね。

ついでに「ちはやふる」ですけど。

これは、競技かるたで使われている百人一首の中にある句の一つで、その句の初めの5文字なんですね。

「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
「ちはやふる」というのは枕詞で「勢いの激しいこと」という意味があるそうです。

詠んだのは在原業平(ありわらのなりひら)です。
『伊勢物語』の主人公のモデルだとも言われ、イケメンでプレイボーイだったそうですよ~。

歌はこんな感じの意味になるみたいですよ。
「神々が国を治めた時代であっても聞いたことがないです。竜田川の水を、(紅葉の葉で)紅の美しい絞り染めにするなどということは。」
普通の言葉の順序を逆にした「倒置法」で歌われているんですね~。

竜田川の秋の景色の素晴らしさを詠んだステキな歌なのだなぁ~と感じますよね。

でも、この歌は奥が深くって実は、「熱烈な恋愛関係だった相手に捧げた歌」だったらしいです。

この歌は屏風に描かれた絵に合わせて歌われた屏風歌だそうで、清和天皇の側室であった、高子に呼ばれて宮中の屏風に添える歌を業平が詠んものなのだそうですよ。

実は以前、高子は業平と深い仲だったそうですが、皇太子妃として入内する予定だったので引き裂かれるようにして別れることになってしまったんですね。

高子はその後、清和天皇の妃となり、月日は流れて…..。再会

ですからね〜この歌の意味だってね~。

そう思って、
改めてこの歌をみるとね、景色とかじゃなくってもっと違う思いがみえてくる〜笑笑~

和歌ってこのように奥深いものが多くあるので、もっと調べていくと、このような面白いことがいろいろと見つかると思いますよ。

「ちはやふる」は少女マンガらしく恋愛も含めて、和歌の深い意味合いなども楽しんでみていくといいのかもしれませんね~。

近江神宮 御朱印

近江神宮へのアクセス


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■近江神宮
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