枚岡神社 大阪府東大阪市 お笑い神事のパワースポットを訪ねる

枚岡神社(ひらおかじんじゃ)は、大阪府東大阪市にある河内国一之宮の神社です。

歴史はとっても長くって、なんと創祀は「皇紀前3年」!!
初代神武天皇が天皇即位になる3年前、つまり紀元前663年ということで2600年以上の歴史ある神社なんだそうですよ~。

主祀神の天児屋根命(あめこやねのみこと)・比売御神(ひめみかみ)の二神が春日大社へ勧請(分け御霊の招き入れ)をされたために「元春日」とも呼ばれているのだそうです。

枚岡神社 参拝

この日、12月23日は枚岡神社のお笑い神事とも呼ばれている「注連縄(しめなわ)掛神事」の日なので大勢の人で賑わっていましたよ~。

駅前階段注連柱(しめはしら)

近鉄枚岡駅の改札を出てすぐ枚岡神社へと続く階段があります。

その階段を上っていくと、注連柱と注連縄が見えてきます。
両側の石柱あるには、それぞれ「天孫輔弼」と「神事宗源」いう文字があります。

どんな意味があるのかな~って思ってたら、枚岡神社のHPに書いてありました。

『天児屋根命の天の岩戸開きの時に、はじめてお祭りを行い、祝詞を奏上された事から「神事宗源(しんじそうげん)」の神と称えられ、
天孫降臨で天照大御神からの瓊々杵尊(ににぎのみこと)を助け斎ひ護るようにとの重責をはたした事から、「天孫輔弼(てんそんほひつ)」の神と称えられている』ということでした。

二の鳥居

一の鳥居は約800m西にあって、昔の東高野街道に面して建てられているそうです。



手水所

枚岡神社の手水は、一般的な龍ではないんですね~。

なんと鹿!!

┗┻━( ・`ω・´)┻┛

くわえた巻物のような物から
水が出ているんですね~。

神鹿(しんろく)の手水舎はやっぱり珍しいです。

狛犬

枚岡神社の境内の守りは狛犬でなくって「鹿」
狛鹿なんですね~。

掲示板によるとなで鹿(神鹿)って呼ばれ、枚岡神社の祭神・タケミカヅチノミコトが神鹿に乗って旅立たれたという「鹿島立ち」という故事からきてるそうです。

鹿島立ちっていうのは「旅立ち、門出」という意味があるそうでよ。

「健康と家族の平安、子共の幸せ、旅行の安全を念じて撫でて下さい」
って書いてあります。
もちろん、丁寧になでなでしましたよ~♪

撫で鹿、片方は親子で可愛い子鹿がいてます~。

御祓川を渡って神域へ

神の使いとされる鹿、その狛鹿のすぐ先に川があって橋がかかっています。
御祓川(夏見川)と呼ばれるそうです。
この橋を渡ることで身が清められるということです。左側が橋を渡った神域になります。

紅葉がとても綺麗でした~♪


拝殿へ参拝

急な階段を上って、拝殿へと向かいます。

階段を上りきったところに拝殿があります。

拝殿と本殿の間に中門・透き塀があって、その中に本殿があります。
丁度、本殿に向かう宮司さんがおられました。


枚岡神社の摂社・末社

摂社・末社に向かう途中、手水がありました。

摂社 : 若宮社

祭神 : 天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)

天児屋根命の御子神ということで若宮と呼ばれるそうです。
皇孫の瓊々杵尊(ににぎのみこと)の御膳に使う天水を、天二上よりもち下ったことから水神・生命・知恵の神として信仰されていのだそうです。

末社 : 天神地祇社

祭神 : 天津神・国津神

明治5年の神社整理で、付近の神社を含めて合祀した神社だそうです。
たくさんの神社が祀られています。


ここは特にパワーの高いところです~。
枚岡神社に来たら、しっかり奥まで参拝してね~笑~

枚岡神社 注連縄掛神事・お笑い神事

毎年、12月23日は午前10時より「注連縄掛神事(しめかけしんじ)」が行われます。
新しく注連縄(しめなわ)を作って、古い注連縄と掛け替えするんですね~。

とにかくたくさんの人・人・人…….。!!

そして
お祭りの雰囲気もいっぱい!!


そして始まります。
午前の部のクライマックスは「お笑い神事」

宮司の先導で大勢の人が石柱の前に並びます。
まずは
宮司の「あっはっはっぁー」というデカイ笑いのかけ声~。

そして
みんな一緒に「あっはっはっぁー」ってお腹から大声で!!
これを3回繰り返すんです。

その後、太鼓の音が響くと全員で20分ほど笑い続けます。
あっはっはっぁー

5分ごとに太鼓がなりますが…
なんと~その5分が長いこと~笑笑~

20分間笑い続けるコツは、とにかく、嬉しいこと楽しいことをイメージすることだって!!

心からから笑って幸せを呼び込んじゃいますよ~♫

宮司や巫女、参列者全員が笑で一体化してます~笑~

その数は3000人ともいわれ、斎館の方まで人がいっぱい~

「お笑い神事」!!
神代の昔、主祭神の天児屋根命の素晴らしい祝詞と多くの神々の笑いによって、
弟であるスサノオの乱暴に絶えかねて、洞窟に閉じこもった天照大神が「天の岩戸」を開いたという故事に習った神事なんですね~。

その後、お笑いコンテストや演芸などが続いて行くんですよ~。


枚岡神社 天の岩戸開き神事

17時からは、夜の部として「天の岩戸開き神事」です。

参道広場は祝詞や舞、そして鉦や太鼓の音が響き渡り神話の世界に入り込んだような幻想的な時間でした。

とっても不思議な雰囲気が漂っていましたよ~。

こちらの神事もお笑い神事と同じく
【神代の昔、天照大御神が岩戸に隠れてしまったため、高天原は闇夜となり悪魔が蔓延ってしまいました。
困ってしまった神々は、天照大御神に岩戸から出て頂くための方法を考えました。
それがこの枚岡神社の神様の天児屋根命の祈りと、天宇受売命(あめのうずめのみこと)の踊りで、これによって岩戸が開かれ高天原に明るさが戻りました】

この神話を再現したのが『天の岩戸開き神事』なんだそうですよ~。

枚岡神社の祭神

祭神は次の4柱で
本殿4棟あって(第一・第二・第三・第四殿)に各1柱が祀られています。

・第一殿:主祭神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)

天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れたときに岩戸の前で祝詞(のりと)を唱えた神です。

その祝詞のみごとな表現に天照大神は大いに喜んだと伝わっているそうです。

天照大神の偉大さや美しさをたっぷりと褒めて気分を良くして岩戸からでてくるようにし、更にアメノウズメ命の魅惑的な舞、多くの神々の笑いや楽しさの雰囲気作りによって天照大神を天岩戸から出てもらう事に成功するという神話があります。

この時の天児屋根命の祝詞は、言霊信仰のルーツにもなったと言われているそうです。

言葉には霊力があって、その言葉を喋ることで物事が実現していくという事なのだと思います。
それから、藤原氏の氏神を祀る春日大社の祭神として知られる神様でもあります。

天岩戸の物語はこちらの神社の記事も参考になりますよ。
戸隠神社 天の岩戸(あまのいわと)のパワースポットを訪ねる

・第二殿:比売御神 天児屋根命の妻神

・第三殿:経津主命(ふつぬしのみこと) 香取神宮祭神

・第四殿:武甕槌命(たけみかづちのみこと) 鹿島神宮祭神

元春日

(令和1年8月1日追記)

あの有名な春日大社は、藤原氏が氏神として創建しました。

祭神の天児屋根命(アメノコヤネ)は古代氏族の中臣氏(なかとみうじ)と、中臣氏から分かれた藤原氏の祖神でもあるので枚岡神社の「天児屋根命と比売神」の分霊が勧請され第三殿・第四殿に祀られました。

その事に由来して枚岡神社は「元春日」とも呼ばれるようになったということです。

枚岡神社の第三殿に祀られている経津主命(ふつぬしのみこと)は千葉県香取市の「香取神宮」から、第四殿の武甕槌命(タケミカヅチ)は茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」から勧請されています。

春日大社も同様に勧請されていますが、「天児屋根命と比売神」は先に書いた通り枚岡神社」からとなっています。

タケミカヅチは、鹿島から白鹿に乗って来られたという神事から、枚岡神社と春日大社は鹿を神さまのお使いとして大切にしているんですね~。


拝殿へと続く石段の手前にある、注連柱 (しめばしら)に特殊な結び方をした注連縄(しめなわ)が掛けられています。

あげまき結び」と呼ばれるそうで、とってもステキですよね~。

よく見ると、複雑な結び方をしているんですね~スゴい。

注連柱の前には、二振りの剣が立っています。

祭神の経津主命(フツヌシノミコト)と武甕槌命(タケミカヅチノミコト)が、武神だからなんでしょうね~。

フツヌシの「フツ」は刀剣でブッツリと切られる様子で、「ヌシ」は神を意味しているそうです。

そして、タケミカヅチが「国譲りの神話」で出雲国の浜で剣の柄を波頭に突き立てて、足を組んで剣先に座りオオクニヌシに国譲りを迫ったという物語を思い出しました。

前回参拝に行った時には気づかなかった事も、今回はよく見えて来たように思います。

また訪れたら新しい気づきがあるかも知れませんね~。
再訪が楽しみです。

枚岡神社の御朱印

枚岡神社 令和元年五月一日の御朱印


枚岡神社へのアクセス


宿泊情報⇒>枚岡神社 周辺のホテル・旅館<
■枚岡神社
HP⇒http://www.hiraoka-jinja.org/index.html
〒579-8033 大阪府東大阪市出雲井町7番16号
TEL: 072-981-4177
近鉄奈良線枚岡駅下車(大阪なんばから約30分)