筑波山神社 伊邪那岐命(イザナキ)と伊邪那美命(イザナミ)を訪ねる

筑波山神社は(つくばさんじんじゃ)は、茨城県つくば市にある神社です。

昔から「西の富士、東の筑波」といわれる霊峰・筑波山をご神体としています。

およそ3000年の歴史を有するそうです。
ちなみに、初代神武天皇が即位して日本の国が始まってから現在(2019年)までで2679年ですから凄い歴史があるんですね~。

ご祭神は、国生みや神生みで知られる「伊邪那岐命(イザナキ)と伊邪那美命(イザナミ)」がお祀りされています。
イザナキとイザナミは日本の「初めて夫婦」となった神様でもあります。

筑波山の南面中腹の標高270メートルに位置する筑波山神社はとても偉大で何度行っても落ち着きます。

徳川家康公は江戸城に入城した時に、東北にそびえる筑波山を江戸城鎮護の霊山と崇めたそうです。

筑波山拝殿前の
「天壌無窮 (てんじょうむきゅう)」という石碑の意味が気になります。

これは日本書紀にある言葉で、天照大御神が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に降臨する際にいわれた言葉だそうです。

「天壌」は天と地
「無窮」は極まりないという意味で永遠や永久のたとえだそうで、こんな意味になるそうです。

「日本国は私の子孫が王となるべき地であるから、皇孫のあなたが行って治めなさい。皇室は天地がある限り永遠です」
こんなステキな意味があったんですね~。

この言葉通り、日本は世界で一番長く続いている国です。きっとこれからも日本の国と皇室は共に天地のごとく限りなく続いていくことでしょう。

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筑波山神社へ参拝

境内参道入り口の石鳥居 ~随神門

石鳥居

奥にみえるのが修復作業中で残念なんですけど、徳川家光が造営した御神橋です。

普段は渡る事は出来ないのですが、春と秋の御座替祭と年越祭の時は参拝者も渡ることが出来るそうです。

前回参拝した時に撮った写真があるので掲載しておきますね~。
とっても素晴らしい神橋です。

紫峰牛碑

鳥居の左手前に、筑波山周辺で飼育されている国産黒毛和牛「紫峰牛」の碑がありました。
なで牛の役割もあるそうです。
(抱きついてはダメです、迷惑そう~笑~)

定書

石鳥居をくぐるとまず目にするのがこれ
「定 一、車馬ヲ乗入ル事 一、魚鳥ヲ捕ル事 一、竹木ヲ伐ル事 右境内ニ於テ禁止ス」

日本の道100選 つくば道の碑

茨城県で昔から採石されている右側の『筑波石』には「日本の道100選 つくば道」と書かれています。
御影石の碑の方にはつくば道の由来が書かれています。
これによると三代家光の時に筑波山参詣として開設されて、北条から神郡を経て筑波山にいたる全長4kmの道なのだそうです。

石段とか石垣や、漆喰塗りの土蔵など趣のある古民家の街並みも通るそうですから、一度は起点からここまで歩いてみたいなと思います。

参加メンバーで記念撮影
右後に見えるのが手水舎です。

狛犬

筑波山神社には、拝殿前に1対と男体山本殿前に1体、そして御神橋近くの参道に1対あります。

写真は御神橋近くの狛犬ですけど、よくみると座り方が違う?~笑~

右側は獅子で阿形(あぎょう)で左側が狛犬で口を閉じている吽形(うんぎょう)となっているのが多いんですけど
ここのは両方開いてるような違うような~笑~

ほんと~狛犬に目が離せないなぁ~

拝殿の方向に向かってこちらが右側

こちらが左側

ちなみに、拝殿前の狛犬は一般的な並びになっていました~。

随神門前の巨大な御神木

参道を進んで行って最初に目にしたのが、この根元のくっついた2本の御神木です。
エネルギーで満ちあふれてる感じがします。

随神門

家光公の寄進で1633年に建てられたそうですが、焼失ししまって現在の門は文化8年(1811)に建てられたものだそうです。

重厚で迫力のある門です。
さすが、神域に邪悪なものが入って来ないように、にらみを利かしている神を祀っている門ですね~。

門の左側が倭健命(やまとたけるのみこと)で、第12代景行天皇の皇子です。
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を携えて東征に向かい筑波山にも登拝したのだそうです。

右側は豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)で、第10代崇神天皇の皇子です。
長くこの地を治めたと伝えられているそうです。

下に立ってみると更に迫力を感じます~スゴい!!
随神門の奥には拝殿が見えます。

筑波山神社 拝殿とその周辺

筑波山神社 拝殿

筑波山神社の拝殿です
大きな「鈴」と「聖寿無窮」の文字が目立ちます。

聖寿無窮は、永久に朽ちず、繁栄を続けるという意味だそうです。
「天壌無窮」と似たような意味なんでしょうかね~。

筑波山は二つの頂をもつ双耳峰(そうじほう)と呼ばれる山で、本殿はそれぞれの山頂にあります。
西峰頂上:男体山本殿(イザナギ)
東峰頂上:女体山本殿(イザナミ)

下の拝殿の写真は前回行った時の写真です(今回は撮ってなかった~笑)

拝殿のシンボルのような大きな鈴が目立ちます。
ただ、鈴緒が付いてないので鳴らすことはできないんですよね~。

この鈴に入っている切れ目の両側がハートマークになっているので、縁結びにご利益がありそうと話題になっているそうです。

これは、猪目(いのめ)と呼ばれる日本古来の文様の一つで魔除けや福を招く護符の意味があるそうです。

さざれ石

さざれ石は、とてつもなく長い年月をかけて小石がくっついて大きな岩の塊になったもので、神霊の宿る石とされているそうです。

日本の国歌「君が代」の歌詞にある
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで」「さざれ石」です。

「君が代」は、筑波山神社の祭神でもあるイザナキの【キ】イザナミの【ミ】を合わせて【キミ(君)】のことで【男と女】という意味があるそうです。

イザナとは【誘う】という意味で、「誘い合う男と女」という 恋の歌なんですね~。

「成長した男女が時代を越えて永遠に、生まれ変わっても結束し協力しあい、団結して固い絆と信頼で結びついて行こう」
こんなステキな意味がある国歌なんですね~。

こんな平和的な国歌は世界中どこにもないそうです。改めて日本ってステキな国だなぁと感じました。

倭健命碑 (ヤマトタケル)

筑波山神社の御神木

境内には巨大な御神木の杉の木が何本もあります。
そこからはエネルギーが満ちあふれている感じがします。

筑波山神社の拝殿周辺にある末社

日枝神社・春日神社

■日枝神社祭神
・大山咋神(おおやまくいのかみ)
参考はこちら⇒》日枝神社・大山咋神《

■春日神社祭神
・武甕槌神(たけみかづちのかみ)
最も強い武神としても知られてる神で、アマテラスの使者としてオオクニヌシに国譲りの交渉をしました。
十掬の剣(とつかのつるぎ)を波の上に逆さに突き立てて、なんとその切っ先の上にあぐらをかいて、オオクニヌシノカミに国譲りの談判をおこないました。

・経津主神(ふつぬしのかみ)

・天兒屋根神(あめのこやねのみこと)
アマテラスが岩戸に隠れた時に、岩戸の前で祝詞(のりと)を唱え、アマテラスが岩戸を少し開いたときに鏡を差し出した神です。天孫降臨でニニギノミコトに随伴して来ました。

・比売神(ひめがみ)
主祭神の妻や娘や関係の深い女神が祀られています。

日枝神社・春日神社の両社共有の拝殿(奥に日枝神社と春日神社の本殿があります)


朝日稲荷神社

別名出世稲荷とも呼ばれているそうです。

祭神 : 太田命(おおたのみこと)=猿田彦の子孫
参考はこちら⇒》猿田彦《

天照大神を祀る地を求めて諸国を巡っていた倭姫命(ヤマトヒメノミコト)に五十鈴川の川上一帯を献上したという説話があります。

稲荷社

朝日稲荷神社に隣接して鎮座しています。

愛宕山神社(あたごやまじんじゃ)

火伏せ・防火に霊験のある神社なのだそうです。


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筑波山神社 女体山本殿へ参拝

女体山へケーブルカーで上がりました
麓の宮脇駅から筑波山頂駅まで全長1634mを結んでいます。


筑波山頂駅から女体山までは、約20分の道のりです。

まだ少し残雪ありました。

セキレイ石

せきれい茶屋っていう売店のところに大きな岩があります。
縁結びのパワースポットですって!!

日本書紀によるとイザナギ・イザナミの夫婦がセキレイから夫婦和合の営みを教えたもらって「国生みや神生み」をすることができたという記述があります。

近くには祠がありましたが、こちらはよく分かりませんでした。

ガマ石

金運・出世のパワースポットだそうです。

昔は雄龍石(おりゅういし)と呼ばれたそうです。近くに雌龍石(めりゅういし)もあります。

「ガマの油」の口上を考案した永井兵助はこの石の前で考えたそうで、そのことから「ガマ石」と呼ばれるようになったそうです。
ガマに似た口の中に石が入ると金運がアップするそうですよ~。

筑波山神社 女体山山頂

筑波山の東峰、女体山は標高877mからの景色は素晴らしいです。


筑波山神社 女体山本殿(イザナミ)

左奥にちょっぴり見えるのが、「天野浮橋(あめのうきはし)」です。

筑波山縁起によると、
【イザナキ、イザナミがここから天の沼矛(アメノヌボコ)と呼ばれる槍で下界を「こおろ、こおろ、こおろ」とかき回しました。
そして天の沼矛を引き上げると、槍の先からぽたぽたと落ちたしずくから「おのころ島」という島が出来ました。
この島が筑波山で、ここに降り立って天の御柱の回りを互いに逆方向に回って交わり日本列島や山河草木を生んだ】
とされているということです。

筑波山神社 祭神

祭神
筑波男大神 伊弉諾尊(イザナギノミコト)
男体山に祀られています。

筑波女大神 伊弉冊尊(イザナミノミコト)
女体山に祀られています。

参考はこちらから⇒伊邪那岐命・伊邪那美命

摂 社
・稲村神社(天照大御神)
・安座常神社(素盞鳴尊)
・小原木神社(月読尊)
・渡神社(蛭子命)

筑波山神社へのアクセス


宿泊情報⇒>>筑波山神社 周辺のホテル・旅館<<

■筑波山神社

〒300-4352 茨城県つくば市筑波1番地

<車>
常磐自動車道土浦北ICより、国道125号線経由約40分
駐車場
筑波山神社駐車場(1回500円 1時間無料)
ご祈祷者は無料になるので受付まで駐車券をもって行く
その他、市営有料駐車場、民間有料駐車場があります。

<電車・バス>
つくばエクスプレスで秋葉原よりつくば駅まで45分、筑波山シャトルバス40分
山麓の筑波山口バスターミナルから、関東鉄道バスで「筑波山神社入口」バス停下車 (乗車時間約15分、下車後徒歩約10分)