葛城一言主神社 ひと言の願いが叶う奈良御所市の「いちごんさん」を訪ねる

葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)は、奈良県御所市(ごせし)に鎮座している神社です。

一言の願いならどんな願い事も叶えてくれるという「一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)」がお祀りされいます。

地元では「いちごんさん」とも呼ばれ親しまれているそうです

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葛城一言主神社 参拝

一の鳥居

葛城一言主神社より400mくらい離れたところに一の鳥居があります。
周囲は静かな佇まいと雰囲気があって中々いい感じですね~。

二の鳥居

葛城一言主神社から歩いて数分くらいの位置にあって、駐車場もすぐ脇にあります。

一言主神社の事を知らないで来たら村の鎮守様っていう感じかもしれませんね~笑~

鳥居の左側の柱の後ろにちょっと写っているのは「蜘蛛塚」です。ここから50Kmくらい離れたところにある高天彦神社にもありました。

土蜘蛛は朝廷に従わなかった土着民、土豪の蔑称で岩窟に住み背が低く手足が長いといわれる記述もあるそうです。
それがやがて蜘蛛のすがたの妖怪となって伝わっていったのだそうです。

言い伝えによると、神武天皇が東征の時に土蜘蛛を捕らえ時、それが怨霊とならないように頭、胴、足と別々に埋めたと伝えらているそうです。

この鳥居の脇の塚には足、一言主神社の拝殿横には胴の部分、頭の部分は社殿の下に埋まっているそうです。
何ともスゴいお話ですよね~。


二ノ鳥居をくぐってちょっと歩くと神社前の参道にでます。



祓戸社

まずはここに参拝して、知らず知らずのうちに身体にまとってしまっている「けがれ」を除き清めていただきます。
手水鉢は右側にあります。

神様は祓戸大神ですね~。

・瀬織津比売神(せおりつひめ) — 禍事・罪・穢れを川から海へ流す。

・速開都比売神(はやあきつひめ) — 河口や海の底で待ち構えて禍事・罪・穢れを飲み込む

・気吹戸主神(いぶきどぬし) — 速開都比売神が禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して根の国・底の国に息吹を放つ

・速佐須良比売神(はやさすらひめ) — 根の国・底の国に持ち込まれたもろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う
(Wikipediaより)

穢れ(けがれ)を落としていただいたら、目の前の階段を一気に登って一言主神社社殿へと進んでいきまーす♪

手水舎

階段を登って真正面に見えるのが手水舎です。
社殿もすぐ近くにあって、全体がコンパクトにまとまっている感じです。

至福の像

手水舎のすぐ脇にあります。「ボケ除けと長寿」にご利益があるそうですよ~。
頭をなでるといいのだとか

かなりピカピカな感じ~皆さん撫でていくんですね~笑~

何ともほのぼのとした感じの像です。

一言主神社 拝殿

創建はいつなのかわからないそうです。

凶事も吉事も一言で言い放つ「託宣の神」、もちろん一言で願いをお伝えしました~。

祓戸社

拝殿に向かって左側奥にも祓戸社がありましたよ。
ふたつあるって珍しいなぁ~。

祭祀所(さいしところ)

万葉集の歌碑

葛城氏の始祖である葛城襲津彦(そつひこ)、葛城氏の強大さが伝わってくるようです。
興味ある人は調べてみると面白いのかも。

無患子(むくろじ)

樹齢約650年という巨木がありました。
寺院などに植えられていることも多いようです。

むくろじの実の中にある種は黒くて堅いので羽根つきの「羽根のおもり」とか「数珠」として利用されてきたそうです。
果皮はサポニンをを含んでいるので薬用、石けんとしても用いられたのだそうですよ~。

乳銀杏(ちちいちょう)

幹の途中から乳房のようなものがたくさん出ているんですね~。

掲示板には次のように書かれていました。
「樹齢約1200年の老大木であり、宿り木とも呼ばれ健康な子共が授かりお乳がよく出る。
古くから子供を思う親の願いがこめられ、地元の人々の信仰を集めています。」

一陽来復のお守り

冬至から節分の間だけ授与されるお守りがあるんですね~。
一陽来復とは、「陰極まって陽が復って来る」の意味があるのだそうです。

社殿右側にある境内社

葛城一言主神社の社殿右奥の一言稲荷神社の鳥居をくぐっていくと摂社があります。

・一言稲荷神社  :保食神
・市杵島神社   :市杵島姫命
・天満神社   :菅原道真
・住吉神社  :上筒男命、中筒男命、下筒男命、息長帯姫命
・八幡神社  :誉田別命、息長帯姫命
・神功皇后社  :神功皇后

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葛城一言主神社 祭神

葛城一言主神社は、全国各地の一言主神社の総本社です。

●葛城之一言主大神
(かつらぎのひとことぬしのおおかみ)

『古事記』『日本書紀』などに登場する託宣の神とされています。

古事記によると、雄略天皇が葛城山で狩りをしている時、天皇の一行とよく似た一群がいました。
天皇が名を尋ねるとそっくり同じ言葉を返してきました。

矢をつがえると同様に矢をつがえため、天皇が互いに名のりあおうと述べると、「私は善事も悪事も一言で言い放つ一言主の大神である」と答えました。

それを聞いて天皇は恐縮し種々の物を献上すると、神は喜び山を下って天皇を見送ったということです。

●幼武尊(わかたけるのみこと)
第21代雄略天皇

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葛城一言主神社 御朱印

葛城一言主神社へのアクセス


■葛城一言主神社
〒639-2318 奈良県御所市大字森脇432