御岩神社 茨城県日立市のかびれ山のパワースポットを訪ねる

御岩神社(おいわじんじゃ)は、茨城県日立市にある神社です。

常陸国(ひたちのくに)古来より神々が住む霊山と言われている「かびれ山(御岩山)」のふもとに鎮座しています。

いつ頃に創建されたのかはわからないそうですが、奈良時代初期に編纂されたという「常陸国風土記」には「天地開くる時よりこの霊山に鎮まる」とあるそうですから相当の歴史がある神社なんですね~。

祭神は国之常立神 大国主神 伊邪那岐神 伊邪那美神 大山祗神 ほか188柱がお祀りされているということです。

水戸黄門様こと徳川光圀公など代々の藩主も参拝していたのだそうです。なんと「御岩」という名称も黄門様が命名したそうですよ~。

そして現在は、国内有数のパワースポットとして注目されているんですね~。

「女性宇宙飛行士の向井千秋さんが、宇宙から光の柱が立っているのを見たのでその場所を調べてみたら日立の山の中(御岩神社)だった」なんていう事が噂になっているようです。
しかしこれに関しては、どうやら都市伝説のようですね~。神主さんのお話によると、そのような事実はないそうです。

でも、そんな都市伝説が生まれるくらいですから、やはりここは注目のパワースポットになっているんでしょうね~。

御岩神社 参道

参道入り口鳥居

たくさんの神々が祀られている御岩山、その入り口の奥は深い緑で覆われていました。
鳥居の左に見えるのは祓戸神社です。

なぜか、鳥居前にハート石~♪


祓戸神社

まずは祓戸大神(はらえどのおおかみ)に参拝して、罪や穢れを祓っていただきます。
祓戸大神は、イザナギが黄泉の国から帰還し、海で禊を行ったときに生まれた神々なんですね~

祓戸大神は四柱の神です。
・瀬織津比売神(せおりつひめ)
罪・穢れを川から海へ
・速開都比売神(はやあきつひめ)
河口や海の底流れてきた罪・穢れを飲み込む
・気吹戸主神(いぶきどぬし)
速開都比売神が飲み込んだ罪・穢れを根の国・底の国に息吹を放つ
・速佐須良比売神(はやさすらひめ)
根の国・底の国の罪・穢れをさすらって失う

御祓いの後、参道をちょっと進むと空気感が変わったのを感じました~やっぱりスゴい所です~。
振り返ってみるとこんな景色~♪

御岩神社の三本杉

濃い緑に囲まれ鬱蒼とした参道を進んで行くと右側に巨大な三本杉が現れます。

推定樹齢500年。高さは50メートルだそうですよ~。
天狗が棲むという伝説もあるんですって!!

地面から3メートルくらいの所から3つに分かれているんですね~。

「森の巨人たち100選」に選定されていました。

林野庁が保護活動を進める事業の一環として、国有林にある直径1m以上の樹木や地域のシンボルになっている樹木から、100本を選んだものなのだそうです。

楼門

御岩神社の楼門は、仁王像(阿形・吽形)が置かれている仁王門なんですね~。
随神様でないのは、神仏習合の霊場だったからなんだそうです。



天井は朝と夜の絵が…

自然豊かな参道

拝殿までは約30分くらい参道を歩いて行きますが、その道中の森林がとても気持ちがいいです。

御岩山では、縄文時代の祭祀遺跡が発見されて古代からの聖地とも呼ばれているということです。

さらに、この辺り一帯は多賀山地とも呼ばれ、この一部に約5億年も前の地層が残っているそうです。(西暦だって2000年ちょっとですから、もう想像を超えた過去の世界ですよね~オドロキ!!)

これは日本最古ともいわれ、しかもこれほど広範囲に古生代の地層があるのは他には見られないので、日本列島の始まりはこの地域だったのではないかという推測もあるようです。

まさに天地開闢の時に現れた天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)や国之常立神(くにのとこたちのかみ)などの神々もお祀りされている御岩神社に相応しい地ですよね~。



江戸時代の御岩神社とかびれ神宮の絵図

かびれ神宮への表参道鳥居

スピリチュアルな雰囲気が漂っています。


不動明王がお祀りされている池


後生車
上へまわすと現世の願い、下へまわすと後生の願いが叶うということです。

お地蔵さま

どういう意味があるのかはわかりませんが、動物の像がたくさんありました。

斎神社

神仏習合の面影が残っている神社です。


御祭神
・天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
日本神話の天地開闢で一番最初に現れた神。「宇宙の根源の神」とされています。
・高皇産霊神(たかむすびのかみ)
・神皇産霊神(かみむすびのかみ)

天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神は造化三神と呼ばれています。

詳しくはこちらで⇒》造花三神《

・八衢比古神(やちまたひこのかみ)
・八衢比賣神(やちまたひめのかみ)

茨城県指定有形文化財の大日如来像と日立市指定文化財の阿弥陀如来像も祭られています。

天井にはみごとな雲龍図があります。
2016年に行われた茨城県北芸術祭へ出品された画家の岡村美紀氏の作品だそうです。

御神橋

手水舎

御岩神社 拝殿・本殿

狛犬
どことなく愛嬌を感じるのは私だけ?~笑笑~


拝殿

荘厳な雰囲気が漂っています。

本殿

社殿周囲の緑の景色はスピリチュアルな雰囲気たっぷりです。
そして、爽やかな気持ちになってきちゃいます~。


稲荷総社

こちらには「清浄稲荷、十方稲荷、白狐稲荷、真崎稲荷、伏見稲荷」の5つがお祀りされています。

姥神(うばがみ)

「元御岩山結界石像」となっていました。祠に姥神像が祀られています。
子供の健やかな成長や安産にご利益があるそうです。

薩都神社中宮(さとじんじゃちゅうぐう)

薩都神社(さとじんじゃ)は、茨城県常陸太田市にある神社ですが。奥宮かびれ神宮への裏参道途中に薩都神社の奥宮があります。

御祭神
立速日男命(たちはやひをのみこと)

立速日男命は天津神なのだそうですけど、古事記や日本書記には登場がなく「常陸風土記」にのみ登場する神様だそうです。
「速く光るもの」という意味があって雷神と考えられているそうです。

この神様は、最初は松沢の 松の木に降臨したそうです。

立速日男命はかなり厳しい神様で、人がここに向かって大小便でもしたら大変でした。
たちまち罰が当たって病気になってしまったということです。

このような神様でしたから、付近の住人は苦しみ困り果ていたそうです。

そこで、住民は朝廷に申し上げたところ、大連(おおむらじ)と呼ばれる役職の人が遣わされて祭事を行いました。
そして、「この辺りは不浄なので高い山の清浄な場所にお鎮まりください」とお願いしたところ神はかびれの峰にお移りされたそうです。

しかしこんどは住人が、山が険しくて参拝が困難になってしまったので、常陸太田市里野宮町の薩都神社(さとじんじゃ)に遷座したということです。

御岩神社 祭神

御岩神社は神仏習合だった頃の雰囲気が色濃く残っていて、神仏を祀る独自の信仰を伝えているということでした。

祭神
・国常立尊(くにとこたちのみこと)

混沌として一つだった天と地が、分かれて世界が形成され始めた頃に現れた神とされています。
最初に現れた特別な三神(別天神 ことあまつかみ)の後に現れた根源神(神代七世 かみよななよ)の一代目の神です。
日本の神々の最高位のグループに属しています。

・大国主命(おおくにぬしのみこと)


詳しくはこちらから⇒》大国さま・大国主命《


・伊邪那岐尊
(いざなぎのみこと)
・伊邪那美尊(いざなみのみこと)


詳しくはこちら⇒》伊邪那岐命・伊邪那美命《

・他、二十二柱


境内社

■かびれ神宮(かびれじんぐう)

・天照大神(あまてらすおおみかみ)
イザナギが黄泉の国から帰還した時に禊ぎを行った際、左目を清めた時に生まれた神。
高天原(たかあまのはら)の主宰神で、皇祖神にして日本国民の総氏神として日本人の生活に深く浸透しています。

・邇邇藝命(ににぎのみこと)
天照大神の孫で、天孫降臨(てんそんこうりん)により地上の統治し、歴代天皇の祖先とされています。

・立速日男命(たちはやひをのみこと)

■ 斎神社(さいじんじゃ)
・天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高皇産霊神(たかむすびのかみ)
・神皇産霊神(かみむすびのかみ)
・八衢比古神(やちまたひこのかみ)
・八衢比賣神(やちまたひめのかみ)

■ 薩都神社中宮(さとじんじゃちゅうぐう)
・立速日男命(たちはやひをのみこと)

御岩神社 御朱印

御岩神社へのアクセス


宿泊情報⇒》横川温泉 中野屋旅館《

■御岩神社
〒311-0402 茨城県日立市入四間町752
TEL:0294-21-8445
HP⇒http://www.oiwajinja.jp/