志波彦神社・鹽竈神社(塩竈神社)塩釜桜やみなと祭りで知られる宮城県の神社を訪ねる

志波彦神社・鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市に鎮座しています。

鹽竈神社の主祭神は塩土老翁神(しおつちおじのかみ)で「海幸彦・山幸彦神話」で釣り針をなくした山幸彦を海の宮へ導いたとされる神様です。

地元では「しおがまさま」と呼ばれて親しまれているということです。

全国にある鹽竈神社(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)の総本社でもあるんですね~。

元々は、鹽竈神社だけでしたが明治時代になって志波彦神社が境内に遷座されたため、「志波彦神社・鹽竈神社」となっているのだそうです。

鹽竈神社の参道

鹽竈神社 表参道(表坂)

階段登り口にある石鳥居は花崗岩で、寛文3年(1663年)に建てられたそうです。

表参道は男坂と呼ばれる202段の石段があります。
かなりの迫力!!一気にいきまーす~笑笑~

石段の途中に狛犬さん♪

かなり古いものなのかも知れませんね~。どことなく、優しい感じがする狛犬さんです。

202段の男坂はやっぱりきついですね~笑~

七曲坂 (ななまがりざか)参道

石段を登っていく男坂の近くには、七曲坂と呼ばれる昔の参道があります。

鹽竈神社最古の参道と言われ、まさに文字通りの曲がりくねった坂道です。

この道は、祭神の塩土老翁神(しおつちおじのかみ)が通ったと伝わっていて、神の道とも言われる神聖な道なんですね~

創建当時の奈良時代の頃の人々も、ここを通っていたと思うと何か不思議な気持ちになってきます。

静寂な古木の森の道を歩いていると、満ちあふれた自然のエネルギーで心身が浄化されていく感じがしてきます。

鹽竈神社 東参道(裏坂・女坂)

こちらは女坂と呼ばれる緩めの坂にになっている参道なんですね~。

参道途中までは車で行くことができます。
時間があまり取れない人や体力に自信が無い人はこちらにするといいと思います。

整備された歩きやすい参道です。車いすでも行ける迂回路もあります。
多くの参拝者はこちらを利用しているみたいです。


東参道 二ノ鳥居

手水舎があります。

塩竈神社の拝殿への階段

狛犬

男坂の階段を登りきった所、巨大な楼門の前にありました。
中々かっこいい狛犬さんです。

随身門

見上げるような威厳ある二階建て楼門です。

手水舎

狛犬と唐門が見えます。

唐門前の狛犬

ちょっと恐いかも~笑~

唐門

とても立派で素晴らしい門です。「唐門」っていうのは通常、唐破風をもつ門を指すそうですが、ここは切妻造の四脚門で唐破風をもっていないんですね~。

唐門と廻廊

鹽竈神社 拝殿・本殿

左右宮

唐門をくぐって正面にあるのは、主祭神の塩土老翁神をお祀りしている社殿ではないんですね~ちょっと不思議。

左宮幣殿は「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」
右宮幣殿は「経津主神(ふつぬしのかみ)」
※右・左っていうのは神様のほうから見てなので、私たちからみると逆になりますね。

武甕槌神は鹿島神宮の祭神、経津主神は香取神宮の祭神でどちらの神様も武神として知られています。

天津神(あまつかみ)とされる両神が東北平定のためにこの地を訪れた際に、塩土老翁神が道案内をしたとされています。

鹽竈神社 別宮

こちらが、主祭神の塩土老翁神(しおつちおじのかみ)をお祀りしている拝殿です。

鹽竈神社のHPに掲載されている社伝によると、左右宮にお祀りされている鹿島・香取の神の道案内をしてきたのだそうです。
その他にも、鹽土老翁神はシャチに乗って海路を渡ってきたと言う伝えもあるということです。

このような関係から、正面に左右宮があって天津神が祀られ、別宮に塩土老翁神が祀られているのかなぁ~って思いました。

摂社

楼門を入って左手に、一つの建物内に並んで鎮座していました。
神明社・八幡社・住吉社・稲荷社


鹽竈神社の境内を散策

・銅鐵合製燈籠

・鹽竈神社の多羅葉(タラヨウ)
鹽竈神社の多羅葉は巨木ですね~。
葉っぱの裏面を硬い棒などで傷付けるとそこの部分が、長期間黒く残るので字を書いておくことができます。

そのような事で経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したこともあったそうです。
余談ですけど、郵便局の木としても定められているそうです。

・鹽竈桜
八重で花の色は薄いピンク色、国の天然記念物に指定されているんですね~

・文治の神燈

・御神木杉
高さが31mで、推定樹齢が800年とはスゴいですね~。

・撫で牛
掲示板によると「商売は牛の涎」(商売が牛の涎のように細く長く続くように、の意)だそうです。牛は撫でるとよく涎(よだれ)を出すところから祈祷奉納されたということです。

しかし、このような事に気づく人ってどんな人なんだろうって思っちゃいます~笑笑~

鹽竈神社 祭神

別宮
塩土老翁神 – 主祭神
海幸山幸の神話で、山幸彦が兄の海幸彦から借りた釣り針を失くして困っていたときに、海神(わたつみ)の宮へ行く方法を教え、そこに行けば海神が良いようにしてくれると告げたとされています。

鹽竈神社の社伝によると、武甕槌神と経津主神は、塩土老翁の先導で塩竈にやってきたとされています。

両神は東北を平定する役目を果たし鹿島・香取へそれぞれ帰りましたが、塩土老翁はこの地にとどまって漁業や製塩法を教えたということです。

そして製塩の神としても信仰されています。

左宮
武甕槌神(たけみかづちのかみ)


詳しくはこちら⇒》武甕槌神(建御雷神)《
鹿島神宮の祭神として知られています。

右宮
経津主神(ふつぬしのかみ)

神名の「フツ」は刀剣で物が断ち切られる様を表し、刀剣の神とされています。

経津主神は武甕槌神と関係が深いとされ、両神は対で扱われることが多いようです。
香取神宮の祭神として知られています。

鹽竈神社 御朱印

志波彦神社

志波彦神社は宮城郡岩切村(仙台市岩切)の冠川の河畔に降臨されたとする志波彦神を祭る神社ということです。

HPによりますと陸奥国百社の名神大社として、朝廷の尊信殊の外厚いものがあったのだそうです。

明治7年12月に鹽竈神社別宮に遷座され、昭和13年に現在の社殿に遷ったということです。
>参考:志波彦神社の御由緒⇒http://www.shiogamajinja.jp/about/shiwahiko.html<

志波彦神社 鳥居

参道の周囲の素晴らしい庭園

神門と手水舎

志波彦神社 拝殿


志波彦神社 御朱印

志波彦神社・鹽竈神社へのアクセス


宿泊情報⇒》塩竈神社 周辺のホテル・旅館《

■志波彦神社・鹽竈神社
〒985-8510 宮城県塩竈市一森山1-1
TEL 022-367-1611
駐車場: 境内の東側から北側にかけて参拝者専用の無料駐車場が4か所
(第1・第2・第3・バス)があります。300台収容。
HP⇒ http://www.shiogamajinja.jp/