土佐国分寺 四国八十八箇所霊場二十九番札所を訪ねる

土佐国分寺(とさ こくぶんじ)は高知県南国市にある真言宗智山派のお寺で、四国八十八箇所霊場二十九番札所となっています。

国分寺(こくぶんじ)は、聖武天皇が仏教による国家鎮護の目的で天平13年(741年)に、当時あった日本の各国に命じて建てられた寺院です。

当寺院は、僧行基が千手観世音菩薩を刻み本尊として安置し開創したのだそうです。

その後、空海(弘法大師)が毘沙門天を刻んで奥の院に安置し真言宗の寺院となったと伝わっているそうです。
真言宗智山派は真言宗中興の祖・興教大師覚鑁を開祖としているということです。

土佐国分寺 参拝

山門

明暦元年(1655年)建立されて、金剛力士(仁王)像が置かれています。

土佐国分寺 の正式名称は「摩尼山(まにざん) 宝蔵院 国分寺」です。
額に「摩尼山」の文字があります。

山門から真っ直ぐに参道が延びています。

右側に鐘楼が見えます。
建立された年は不明ということですが、寛永11年(1634年)に最初の改築があったようです。
梵鐘は平安時代前期の作で重要文化財になっています。

お手入れされた庭園が素的で、情緒ある雰囲気が漂っています。特に杉苔(すぎこけ)の景色が美しく「土佐の苔寺」なんて呼ばれているそうですよ~。

真っ直ぐ奥が本堂です。

本堂(金堂)

歴史を感じる本堂は、永禄元年(1558年)に長宗我部国親、元親によって再建されたものだそうで、明治37年に重要文化財に指定されています。

本尊である千手観世音菩薩が安置されているということです。

大師堂

本堂に向かって左側に並んで建っています。
寛永11年(1634年)に建立され、真言宗の開祖・空海(弘法大師)がお祀りされています。

斎藤ひとりさんの千社札を発見♪

ここは斎藤ひとりさんも来られてるお寺なんですね~。わざわざ探して巡っている人もいるそうですから、とてもラッキーな気分♪♪

参拝を終えた途端、突然たくさんのトンボが現れたんだよ~不思議~

大歓迎された気分になりました♪

土佐国分寺へのアクセス


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■土佐国分寺
〒783-0053
高知県南国市国分546
TEL 088-862-0055

編集後記 ちょっとひとこと

土佐国分寺から1Kmほどという近い所に、『土佐日記』で知られる平安中期の歌人の紀貫之が国司として、4年間滞在していたということです。

滞在した国衙は「国分寺共々土佐のまほろば」と呼ばれ、土佐の政治・経済・文化の中心地だったそうです。

土佐日記は、紀貫之が土佐国から京に帰る55日間の旅路の最中に起きた出来事を面白く書いたものですね~。
仮名書きで日記風に綴った作品で、土佐国で亡くなった愛娘を思う心情なども書かれています。

日本文学史上、初めての日記文学であるともいわれています。

このような、遙か昔の先人と文学的作品を思いながらこの地を訪れてみるのもステキですよね~。

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