岩屋神社(明石市) おしゃたか祭で知られるパワースポットを訪ねる

岩屋神社(いわやじんじゃ)は兵庫県明石市材木町に鎮座する神社で、「おしゃたか祭」と呼ばれる海上神事で知られた神社です。

伊弉諾命 (いざなきのみこと)が主祭神としてお祀りされています。

成務天皇13年(143年)勅命によって、淡路島石屋神社(いわやじんじゃ)より勧請して創祀されたと伝えられるということです。

岩屋神社 参拝

境内入り口の注連柱

2本の柱にしめ縄が張ってあります。

注連柱(しめばしら)と呼ばれ、鳥居の原型とも言われています。関西や瀬戸内の地域に多いようです。

注連柱の前横には蛭子(ひるこ)像

蛭子は、イザナキとイザナミとの間に生まれた最初の子とされています。

でも、子作りの際に女神のイザナミから先に男神のイザナキに声をかけてしまったので、三歳になっても足腰が立たない子が生まれてしまいました。そのことで蛭子は船で流されてしまいました。

その蛭子(ひるこ)は、流れ着いた土地の人々の手によって育てられ、神として手厚くお祀りされたということです。

後に蛭子を「えびす」と読み、更に「えべっさん」って呼ばれて商売繁昌の神様としても信仰されるようになったんですね~。
(えびす=恵比寿としてお祀りしている場合は、事代主(コトシロヌシ)とされている場合も多いようです)

まぁ、このあたりの曖昧さは八百万の神を祀る日本人のおおらかさが現れているのかなと思います~笑~

手水舎

狛犬
かなり強そうなお顔の狛犬さんです。
目がこわいかも~笑~

岩屋神社 拝殿

江戸時代には、明石城主の産土神(うぶすながみ)として尊ばれ、例年藩主自らが参拝されたそうです。

産土神っていうのは、その人の生まれた土地の守護神で、その人が何処へ移住しても一生を通じ守護してくれる神とされています。

産土神とされている地元の神社らしい落ち着いた雰囲気があります。

遥拝所(諸願成就 開運招福)
この高さ37センチ、幅40センチの鳥居でくぐり抜けると運が開けるのだそうです。

御神木

光源氏月見の松
光源氏が月見をしたとされる松だそうです。

境内社

長屋のような社殿です。
弓洲恵神社(武甕槌命)、住吉神社(少童海神)、猿田彦神社(猿田彦命)、竈神社、粟島神社(少彦名命)、水分神社、隋神社

出雲大国社

稲荷神社(稲倉魂神)、八幡神社(誉田別尊)

岩屋神社 祭神

・伊弉諾命(いざなぎのみこと)

・伊弉冊命(いざなみのみこと)

詳しくはこちら⇒》伊邪那岐命・伊邪那美命《

・大日霎命(おおひるめのみこと)(=天照大神)
・月読命(つくよみのみこと )
・素盞鳴命(すさのをのみこと)
・蛭子命(ひるこのみこと)(=恵比須神)

岩屋神社 御朱印

岩屋神社(明石)へのアクセス

■岩屋神社(明石)
〒673-0893
兵庫県明石市材木町8-10
TEL 078-911-3247

編集後記 ちょっとひとこと

岩屋神社で毎年7月第3日曜日に行われる「おしゃたか舟神事」は昭和50年に明石市指定無形民俗文化財になっているんですね~。

このお祭りは、祭神を淡路石屋神社から勧請したという神事にちなんだものだそうです。

祭神6柱と、お供の「おしゃたか舟(約2メートル)」9隻を持った青年の氏子が立ち泳ぎをしながら舟を頭上高く掲げ「おしゃたかー」と唱えて、前に押し進め渡御式を行って、海難防止と豊漁を祈願するお祭りだそうです。

ちなみに「おしゃたか」とは明石の方言の「おじゃったかなぁ」がなまったもので、「神さまがいらっしゃったか」という意味なのだそうです。

旗を掲げた七隻の漁船もでて中々勇壮なお祭りのようです。機会があった時には是非見てみたいと思います。