おのころ島神社(自凝島神社)国生みや淡路島の大鳥居で知られるパワースポットを訪ねる

おのころ島神社は兵庫県南あわじ市に鎮座の神社で、伊弉諾命(イザナキノミコト)・伊弉冉命(イザナミノミコト)の国生みの聖地と伝えられる丘にあり、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されています。

神代の昔、二神は漂っている国土を整え固めるために天地の間に架かっている「天の浮橋」に立って「天の沼矛(あめのぬぼこ)」と呼ばれる神聖な矛で海原をかき回しました。

そして、ゆっくりと矛を挙げると、その先から潮が滴り落ちて自ら凝り固まって島となりました。

これが日本最初の国土で、「自凝島」という名が付いたということです。また二神が天の沼矛で「コオロ、コオロ」とかき回したことに因むとともいわれています。

二神はこの島に降り立ち、神聖な柱を建て、広く荘厳な八尋殿(やひろでん)を建て、先ず淡路島を造りそして大八洲(おおやしま)を拓いていったとされています。

おのころ島神社 参拝

一ノ鳥居~正殿

おのころ島神社 鳥居
シンプルな神社なんですけど~朱塗りの鳥居はとても巨大!!

平安神宮や厳島神社と並ぶ日本三大鳥居の一つなのだそうで、高さ21.7mは圧巻です~。一緒に写っている車と比較するとその巨大さが分かりますよね~

鳥居をくるるとすぐ脇に「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれる大きな松の木があります。
普通の松葉って、2つに分かれているけど自凝島神社の松葉は3つに分かれているので、珍しいと言うことで縁起物とされ「招福の松葉」とも言われるそうです。

手水舎

そこを過ぎると石階段になっています。

階段を登るたびに空気感が変わっていくような…
なんとも厳かな感じです。

正殿
石階段を登った正面にあります。

正殿のすぐ右手にある歌碑

境内摂社

八百萬神社
伊弉諾命・伊弉册命の御子神様が祀られているということです。
二神は国生みに続いて、山川草木を司る神や風の神,野の神などとにかく様々な神を生んでいったんですね~。

境内散策

鶺鴒石(セキレイ石)

セキレイという鳥は人類にとってとても重要な役割を果たしてくれているんですね~。

というのも伊弉諾命・伊弉册命の二神様は、国生み・神生みのため神聖な柱の回りを回って夫婦の交わりをしようとしましが、でも天地開闢から初めての事なので二神はどうしたらいいのか分からなかったんですね~。

ちょうどその時に、この石の上につがいの鶺鴒(セキレイ)が来て夫婦の契りを交わしている姿を見たそうです。

二神はこれを真似て無事に夫婦の道を開くことができて、御子神をお生みになられたと伝わっているということです。

セキレイ石の紅白の紐はこんなふうに軽く握るといいそうですよ~。
●新しい出会いを授かりたい場合
白→赤の順に縄を握り、思いを込めてお祈り下さい
●今の絆をより深めたい場合(一人で来た場合)
赤→白の順に縄を握り、思いを込めてお祈り下さい。
●今の絆をより深めたい場合(2人で来た場合)
赤(男性)→白(女性)の縄を握り、手を繋いで、思いを込めてお祈り下さい。

御神木
正殿の東側の建物の中に、かなり昔に枯れてしまったという古い夫婦松の御神木が置いてあります。

産宮神社(お砂所)
「安産のお砂所」と呼ばれる所があります。
おのころ神社の塩砂は、国生みの時の「天の沼矛」から滴り落ちた塩なので、安産の神様として妊婦さんが参拝しているそうです。

天の浮橋分社と葦原の国分社

神社の外側に、さりげなく社が…
そして五十鈴川(水は流れていないですけど~)


天の浮橋(あめのうきはし)分社

葦原国(あしはらのくに)分社
葦原国は、日本神話によると高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界ということで、私たちが住んでいる地上世界を指すとされています。
つまり日本のことでもあるんですね~。

歌碑
「千速振る神代の昔あしはらを ひらきそめにし国常跡」

おのころ島神社 祭神

御祭神
イザナキとイザナミに共通する語の「イザナ」は「誘う」からきているのだそうです。

「キ」は男性で「ミ」は女性の意味があって、男女が誘い合うことを意味してしるという。このような事から、二神は夫婦和合、そして子孫繁栄の神として信仰されているんですね~。

・伊弉諾命(イザナキのミコト)

・伊弉冉命(イザナミのミコト)

詳しくはこちらから⇒》伊邪那岐命・伊邪那美命《

合祀

・菊理媛命(キクリヒメノミコト、別名はククリヒメノミコト)

神産みで火の神のカグツチを生んだために大火傷を負って亡くなってしまったイザナミに逢いに黄泉を訪ねたイザナキでした。

イザナミの待っていてという約束を破り、イザナミの変わり果てた姿を見てしまい、驚いて逃げ出したイザナキ。

しかし黄泉比良坂で追いつかれ、イザナミと口論になった時にあらわれた菊理媛神が何かを言うと、イザナキはそのことを褒めてを褒め、帰って行ったとされています。
ただ、菊理媛神が何を言ったかは謎のままになっています。

この説話によって、菊理媛神は夫婦の喧嘩を納めたということで、「縁を結ぶ」、「和合」のご利益を持つ神とされています。

おのころ島神社 御朱印(季節限定版)

おのころ島神社へのアクセス

宿泊情報⇒》南あわじ ホテル・旅館《


■おのころ島神社

兵庫県南あわじ市榎列(えなみ)下幡多415

編集後記 ちょっとひとこと

イザナキ、イザナミの神話に出てくる神聖な柱。
柱は神が降臨するところ、つまり神の依代(よりしろ)として重要なものなんですね~。

伊勢神宮ですと、本殿の中心に「心御柱(しんのみはしら)」と呼ばれている高さ約180センチの柱が御神体の八咫の鏡の真下にあるそうです。
祭神の天照大神はこの柱に降臨するということで、式年遷宮の時には、まずこの柱が建てられるということです。

このような事で柱はとても重要な意味があるんですね~。
ですから、神の数を数える時は「一柱、二柱...」っていうのもここから来ているそうですよ~。