おのころ神社(自凝神社)イザナキ・イザナミの国生み神話の沼島を訪ねる

イザナキとイザナミの国生み神話で知られる兵庫県淡路島には、おのころ神社とおのころ島神社があるんですよ~。

おのころ島神社は交通の便もよいので参拝者も多くってよく知られているのですが、おのころ神社は南あわじ市の離島、沼島(ぬしま)の小高い山の上に鎮座しています。

そしてこの山全体が、国生み・神生みのイザナキノミコトとイザナミノミコトをお祀りする御神体となっていて、地元では「おのころさん」と呼ばれ大切にされているそうです。

おのころ神社 参拝

沼島は淡路島の土生(はぶ)からフェリーで約10分です。

現在は毎日10便が運行していますけど、天候に左右されるためネットなどで事前に確認しておくといいですね。
帰りの便の時間もチェックを忘れずにね~。

土生と沼島間は約5Km、あっという間に到着って感じですね~。

少し歩いていくと「おのころ神社」への標識がありました♪

標識の直ぐ脇に、おのころ神社へと続く道がありました。

山が御神体なので、自然のままに残された素敵なスポットにもなってます。
階段を登るたびに神秘的な感じでした〜。

足元に気をつけながら10分くらい登って行く感じです。
「自凝神社」の社号標が見えた時には感激~。

最後に、この階段を登って行けばいよいよです♪

階段を登り切ったところに拝殿があります。

自凝神社

狛犬

石標柱

本殿

自凝神社 祭神

祭神

・伊邪那岐命(イザナキノミコト)

・伊耶那美命(イザナミノミコト)

境内にイザナキ・イザナミの国生み神話の像があります。

神話によりますと天地開闢において神世七代の最後に伊邪那岐命と伊邪那美命の男女の神が生まれました。

高天原の神々の命より、国土を固めるべく渾沌とした地上を天沼矛で、コオロコオロと掻き混ぜました。このときに矛から滴り落ちたものが固まっておのころ島となりました。
二神はおのころ島に降りて結婚をし、「天の御柱(みはしら)」と「八尋殿(やひろどの)」と呼ばれる広大な殿舎を建てました。

  1. ここで、イザナキが「私の体には成長しすぎている所が一カ所ある」、するとイザナミは「私の体は成長しきれていない不完全な所が一カ所あります」と答えました。
    イザナキは「それでは、私の成長し過ぎたところを、イザナミの不完全なところに挿して塞いで国土や神々を生もう」と言いました。イザナミも「それは良いことですね」と答えました。

そこで、天の御柱の周りをそれぞれ逆方向に回って出逢い、夫婦の契りを交わしました。

しかし、未熟な子が生まれてしまいました。天津神に相談しすると、出逢った時にイザナミから声を掛けたためということが分かりました。

それで、もう一度やり直してイザナキから声を掛け最初に生まれたのが淡路島でした。その後たくさんの国を生んでいったということです。

参考⇒》伊邪那岐命・伊邪那美命《

拝殿の脇にある石碑には、おのころ神社やイザナキ・イザナミの像の由来が書かれています。

おのころ神社へのアクセス

■おのころ神社(自凝神社)
〒656-0961
兵庫県南あわじ市沼島73

編集後記 ちょっとひとこと

国生みの舞台ととして伝わっている場所は、淡路島内には5ヵ所あり、さらに日本全国には10ヵ所以上あるそうですが、沼島は特に有力な候補地なのだそうです。

今回は行けなかったのですが、沼島の海岸線には奇岩とか岩礁がたくさんあって地元の魚船で回る観光地にもなっています。

東南海岸には、矛先のような形をした高さ約30mとも言われる巨岩「上立神岩(かみたてがみいわ)」がそびえ立っていて、国生みの舞台を感じさせてくれる象徴的な存在となっているということです。

上立神岩は「天の御柱」とも言われ、イザナキノミコトとイザナミノミコトの2神が降り立ったと伝わっているそうです。

その他にも、1億年前の「地球のしわ」とされる「鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)」といわれるとても珍しい岩が発見された島でもあるそうで、神様の世界のお話にピッタリの島なのではないかなぁ~と思いました。